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2006年4月24日 (月)

グレン君、宇宙へ・・・

1676715_img グレート・ピレニーズのグレン君は、本日まばゆい朝日を浴びながら、眠るように息を引き取りました。

ミニチュア・シュナウザーのカント君、マルクス君、ユリウス君達に見守られながら、安らかに、苦しむ事なく、何時もの笑顔のまま、9歳11ヶ月の生涯に幕を降ろしました・・・。

もしかしたら、宇宙飛行士に扮したグレン君が、今宵、エールを贈って下さった皆様のお目に留まる様に、軽やかに夜空を駆け巡るかもしれません。

<<   グレン 君に贈る言葉   >>

頑張ったね、グレン。

9歳と11ヶ月、

良く頑張ったよ。

偉かったね、グレン。

9歳と11ヶ月、

お利巧だったよ。

頑張ったね、グレン。

元の飼い主さんと別れても、

遠吠え続けて呼んだよね。

一生懸命に呼んだよね。

きっと来る!

必ず戻って来る!!

ボクは、

アナタを、

信じてるっっっ!!!

そう信じ続けて、

呼んでいたよね。

どんな生活だったにしても、

どんなにタイクツな毎日だったにしても、

フィラリア症になっちゃうような暮らしでも、

それでも、

そのヒトを、

信じて待ったよね。

極太の錆びたクサリと共に、

凹んだ食器と共に、

ホームにキミを置いて去った、

そんなヒトを信じて。

グレンは、偉いよ。

グレンは、いい子だよ。

グレンは、忠犬だったよ。

頑張ったよ。

本当に、

頑張ったんだよ。

立派なワンコだったよ。

グレンは立派だったよ。

新たな状況を受け入れて、

状況に対応する事に勤めた事も、

それも、

偉かったんだよ。

ドッグ・ホームは窮屈だったろうに、

グレンには、窮屈だったろうに。

それでも、

大好きなボランティアさんが来るのを楽しみにして、

ドッグ・ホームで立派に過ごしたよ。

少し前に逝ったプルシャも、

グレンは良く面倒を見てくれたね。

甘えん坊のミニ・シュナ達が、

どんなにまとわり付いても、

どんなにじゃれ付いても、

優しく優しく接していたね。

グレンは、

いつも立派だったよ。

とっても偉かったよ。

身体の中にフィラリアが居ても、

ちっとも辛そうにしないで、

いつも明るく振舞って、

グレンを見送る覚悟が、

なかなか出来ないママを待って、

へなちょこなママを待って、

この頃忙し過ぎてテンパッっている、

そんな修行の足りないママを待って、

そして、

頃合を見計らって、

驚かせない様に、

眠るように、

静かに逝ったんだね。

グレン、

ありがとう。

忙しかったママを知っていて、

無念な思いの続いていたママを察して、

それでグレンは、

眠る様に、

安らかな表情で逝ったんだよね。

ありがとう、

グレン。

上手く言えないけれど、

上手く表現出来ないけれど、

キミが生まれて来てくれた事は、

キミがママの所に来てくれた事は、

キミがこの世に存在した事は、

全ては、

最大の恩返しだよ。

たった半年でも、

それでも、

キミがこの世に居た事は、

ママにとって、

最高の贈り物だったんだよ。

ママへの恩返しにしては、

過ぎるほどの、

最高の贈り物で、

最大の恩返しだよ。

キミが笑っているだけで、

キミがホゲ~~~ッとしているだけで、

ただキミが傍に居るだけで、

それだけで素晴らしい事だったのだから。

病める時も、

健やかなる時も、

どんな時でも、

それは一生に一度しかない瞬間だったから。

どんな瞬間でも、

同じ時を共有できた事は、

それだけで素晴らしい事だったよ。

グレンは律儀なワンコだね。

ワガママ言える暮らしをした事も無かったろうに、

それでも、

こんなママにでも、

恩を返してくれるんだね。

最高の恩返しだよ。

グレンの最期の教えは、

最高の恩返しだよ。

先月、

今月と、

無念な見送り方が続いていたママに、

大切な事を、

大事な事を、

知らしめてくれるなんて。

最高だよ、

グレン!

本当に、

いい子だったよ。

偉かったよ。

いつも笑顔で、

いつも楽しげで、

いつものんびり、

いつもまったり、

そんなグレンを、

ママは見習わなくちゃね。

いつも、

笑顔!

いつも、

楽しく!

グレン、

ありがとう。

本当に、

ありがとう。

短い間だったけど、

グレンに教わった事は、

沢山あるね。

本当に、

沢山あるんだね。

本当はきっと、

痛みを隠し、

苦しみを隠して、

最後まで笑顔で、

最後までいつも通りで、

最後まで小さい仲間のワンコを見守って、

いつも通りに振舞ったんだね。

今はもう、

痛くないよね。

今はもう、

不快じゃあないよね。

今はもう、

身体が軽くて、

軽快に動けるよね。

今宵の夜空で待ってるよ!

グレンは宇宙飛行士だもんね。

宇宙飛行士の名前を頂戴したんだもんね。

今夜は自由に、

広い宇宙を駆け巡れ!

今夜から自由に、

そらを駆け巡れ!

グレンは自由だよ。

いつでも、

自由だよ。

グレンを阻むものは、

もう何も無いよ。

クサリも無い。

首輪も無い。

塀も無い。

グレンは自由だよ。

今までも、

これからも、

ずっと、

自由だよ。

誰にも邪魔されず、

誰にも止められない、

自由な『心』を持っているから。

グレン、

またね!

グレン、

夜空で待ってるよ!

グレン、

もうすぐ、またね!

~2006年4月24日 午前8時

グレート・ピレニーズの グレン君  永眠

享年 9歳 11ヶ月

<<  あとがき  >>

ドッグ・ホームの忙しい一日が始まった頃、グレン君の傍に居たカント君が騒ぎ始めた。カントは保護当初から良く吠えるワンコで、度々口輪を装着してのコントロールが必要なイヌだった為、私はカントの鳴き声に即座に反応はしなかった。

「ノー!、ワン要らない。」

と、いつも通りのそんな言葉を掛けはしたが、カントは吠える事を辞めない。

心なしか、何時もとは吠え方が異なっており、カントに釣られる様に、無駄吠えのほとんど無いマルクスや、ユリウスまでもが、私に何かを訴える鳴き声を上げている。

なんとなく何かを察して彼らの居るバック・ヤードに行くと、其処には横たわっているグレンの姿と、そのグレンを取り巻く様に、3匹のミニ・シュナ達が私の顔を見ながら鳴いて訴えて見せるという情景があった。

「とうとう、この日が来たのか・・・。」

日が昇り、日差しが柔らかく、暖かく感じられる朝日を浴びながら、ドッグ・ホームのイヌ達に見守られながら、眩いほどの光に包まれながら、グレンは息を引き取ったのだった。

今月早々に、ミニ・シュナのプルシャ君が亡くなり、私は正直、かなり落ち込んでいた。不可抗力であったと、周囲の方々に励まされ、なんとか自分を奮い立たせようと勤めたが、あまり完璧な立ち直り具合でも無かったのは事実だ。

少々出来損ないな立ち直り方ではあるが、それでも周囲の方々が、何時かは来るこの時の為に、私を励まし続けて下さったのだった。

「超大型犬は、突然逝ってしまうわよ!」

傍でそういい続けて下さった、グレピを見送った経験者でもあるボランティアさんが居た。経験者の言葉だからこそ、保護活動の先輩でもあるからこそ、この方の言葉は私の奥底に響いていた。

そしてグレンをずっと可愛がり続けて下さったボランティア(HN=ぶんた)さんが居た。グレンはぶんたさんが来ると、ピョンピョン飛び跳ねて、大歓迎し、飛びっきりの笑顔を振り撒いていた。そしてグレンは、ぶんたさんが大好きだった為、ドッグ・ホームから振り返る事も、戸惑う事も無く、嬉々とした表情でぶんたさんと散歩に出かけたり、ぶんたさん宅にも平気で長期滞在していた程である。

そんな長期滞在の時、グレン君の余命や病気を理解した上で里親を検討したいというメールが数件入った為、お見合い(=面会)になるかもしれない・・・と、ドッグ・ホームに戻らせていた早春。

しかし、グレンは里子に行くご縁とは縁の無いままだった為、ドッグ・ホームで見送る事を決めた後、ぶんたさんは、グレンがこの夏を乗り切れる様に・・・と、ご自宅内に暑がりのグレン君でも、快適に避暑可能な、眺めの良い、専用のスペースまで自作で設けて下さっていた。気温が上昇する兆しの現れた春先の事である。

今日、明日かもしれない・・・、そんなグレンの余命を承知の上で「それでも保護するイヌは次々と来るのだから。無駄では無いから。」と言いつつも、きっとグレンを想って、そして、突貫工事を行って下さった・・・のだと思う。

そんな皆に日々見守られていたグレン君は、10日ほど前から、誰の目にも明らかな程、急激に弱って見えていた。

彼らは皆、グレンを見守って下さった。時間を作ってはグレンに会いに来て、撫でさすって下さった。

そしてウエブを通じて、多くの方々が、グレンを見守って下さった。グレンを目に留め、気に掛け、他の子達の為にも・・・と、物資を送って下さった方も居た。ごく最近にも、物資の寄付を申し出て下さった方もおられた。新たにポスターを貼るボランティアを申し出て下さった方もおられた。リンクをしたり、ドッグ・ホームを紹介して下さる方もおられた。

本当に様々な方面から、様々な形態で、多くの皆さまにグレン君は見守られ、応援して頂いていたのだと、今、これを綴りながら、改めて実感しております。

本当にありがとうございました。グレン君の為に、本当にありがとうございました。

今朝、訃報を聞いて駆けつけて下さったボランティアのぶんたさんの目にも、安らかな寝顔に見えたグレン君の表情は、まるでいつもの様に、笑っている様だったと、私も欲目では無く、体裁でも無く、素直にそう思います。

お忙しい中駆けつけて下さったぶんたさん、本当にありがとうございました。大好きだったぶんたさんに骨を拾って貰い、ぶんたさんの膝に抱っこをされての、ドッグ・ホームまでの帰還は、グレン君が何よりも喜んだ事と思います。

きっとグレン君は、大往生だったのだと、そう思います。

きっと幸せな犬生だったのだと、そう信じています。

グレン君は、きっとまた新たな姿で生まれ変わり、私達の前に現れるでしょう。次にどんな姿で生まれて来ても、きっと私達はすぐに気付くでしょう。

「また、逢えたね!」

と。

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コメント

嘘ーーーーーーーーーーーーー。やっと連休になり、そろそろあの笑顔に会いに行こうかな?と思ってページを見て・・・5月10日に誕生日のプレゼントを・・・ 
グレン君。虹の橋でリドと仲良くしてね・・・会いに行けなくてごめんね。グレン君の笑顔は私のお気に入りだよ!

投稿: まっぴー | 2006年5月 3日 (水) 23:09

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おぼえていらっしゃる方もいると思いますのでご報告です。 グレン君が今朝静かに眠るように息を引き取られたそうです。 [続きを読む]

受信: 2006年4月24日 (月) 22:57

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