2008年2月 4日 (月)

2月を迎えたドッグ・ホーム

Img_a1283_2 ←画像は園長アンブロシアさんです。ドッグ・ホームではコタツはイヌの為にあり、かつ、コタツ布団は掛かっていない為、こうして夜間には暗闇に赤いライトが浮き上がります(笑)。私個人的には赤いライトは好みではありませんが、イヌ達の為にはやむを得ません(苦笑)。

そんなコタツの赤いライトに照らされている園長アンブロシアさん。コタツの近くに居ますが、小さなコタツを独り占めしたりせず、小さなイヌたちに黙って譲ってくれる気遣いの持ち主・・・。

今日は寒さの為に、先日ご支援頂いた石油ストーブをもう1台追加したので、現在2台の石油ストーブが稼働中。しかし積雪の為に停電があった為、石油ファンヒーターの方は運転停止・・・。結局、石油ストーブだけが停電に係わらず稼動しておりました。灯油は高値になりつつありますし、電気代も値上げとの事で、光熱費の掛かるこの時期はやり繰りが苦しい所です(苦笑)。

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2008年1月 7日 (月)

正月明けのドッグ・ホーム

T_1120 画像は、お正月早々の園長アンブロシアさんです。お陰様で、今日もお元気です♪

園長アンブロシアさんが立っているのは、リビング隣にある廊下で、ネコ達のゲージが積み重なっている場所です。

ドッグ・ホームで保護しているネコ達は、こうして園長さんの巡回する中で、安心して暮らしています。手のひらサイズの頃に保護したネコが多いせいか?不思議なほどネコ達はイヌを警戒する事はなく、園長さんの取巻きであるMシュナウザー達とはゲージ越しに遊ぶほどの仲良しです。

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2007年12月28日 (金)

師走のドッグ・ホームあれこれ♪

D1000025 D1000015

今年 10月26日に入園していたシーズーの男の子の今日の画像です。

電気の平型あんかを時には蹴っ飛ばし、良く食べ、良く寝る毎日です。ボランティアの中学1年生の子達とも、上手にお散歩に行く事ができています。

シーズー君の着ているTシャツは、ご支援頂いたものです♪奥に丸まってしまっているフリース毛布も、支援物資で頂いたものです♪

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2007年6月 9日 (土)

6月のドッグ・ホーム

GWが明ける頃から「夏」を感じる日が多くなったこの頃。照り返しが強く、イヌ達には日中の散歩がキツく感じられる。

Img_0784 黒い被毛の多い、ボーダーコリーのアナキン君(11歳)には、辛い日が多くなった様だ。岩手はもっと涼しかったのだろうか?ドッグ・ホームでのこの頃の気温が辛そうである。日中気温が上昇すると、涼を求めては移動し横たわるアナキン君。Lレトリーバーのアニタさんは、さほどでもなさそうだが、コンクリートを洗浄&消毒すると「ヤレヤレ・・・」と濡れて冷えた場所を求めて横たわるアナキン君。この夏乗り越えられるだろうか?と、少々心配だ。遊びに連れて行っても、若いボーダーコリーに比べれば遥かに落ち着いた動き。

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2006年12月29日 (金)

今日のワンコ達

Img_0288 ←アンブロシア・ドッグ・ホームの、ラブ3匹カシマシ娘達の今日の画像。

向って左から、園長アンブロシアさん(11歳)、中央が、岩手から来たアニタ(旧:アニー)さん(10歳)、右が、ミーシャさん(6~7歳)である。

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2006年12月10日 (日)

トライアル・ラッシュ中♪

先の記事に記した通り、この週末はトライアル・ラッシュです。

昨日・今日、スタッフの皆さんのエールと、ドッグ・ホームお留守番協力の元、安心した心持で、2頭の子達を各々の里親さん宅へ無事、送り届け、午後5時半に帰着致しました♪

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2006年12月 8日 (金)

トライアル・ラッシュ♪

今週末から、ドッグ・ホームはトライアル・ラッシュである。トライアルに出発させる為の準備に日々忙しいという事だ。ある意味、嬉しい悲鳴だという事(笑)。スタッフの皆さんもお留守番を申し出て下さったり、手伝える事をこの師走で各々が多忙な中で考えて下さり、昨年や一昨年前の今頃のドッグ・ホーム事情を思い出せば本当に嬉しい忙しさ。

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2006年8月27日 (日)

8月のドッグ・ホーム

今月もなんだかバタバタとしており、ブログ更新がさっぱり出来ずにおりました(滝汗)。

月初め、立て続けに大型犬2頭(L.レトリーバー、G.ピレニーズ)が入園し、片方は緊急ダイエット、そして片方はエプーリス(=歯肉腫)なのかっ???という状態(過形成である診断の上で、さらに詳しく検査。現在結果待ち)の為、県外の専門医に診て頂くべく、遠路の病院通い中。

そんな慌しい中、またしても私は迷い猫(和ネコの仔猫)をコンビニ駐車場にて保護・・・(汗)。

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2006年7月14日 (金)

またも入園?それとも迷子???

ケアン・テリア君の抜糸の為に今日は午前中から外出しようかと思っていたが、いかんせん気温の上昇が激しく、イヌ達は外に出るとバテバテ状態で、室内に戻ってようやく呼吸が安定する・・・といった状態だった。

その為午前中の外出を止め、気温が少し和らぐ頃に予定を変更する。とにかくイヌも私も暑さにうだっていた昼過ぎに、電話が鳴った。先週ぶりに、警察署からの連絡である。

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2006年6月30日 (金)

貴方は正視できますか?

P6230008 貴方はこの画像を正視できますか???

この、ブリタニー・スパニエルの男の子の瞳を・・・。

この、生気を失いかけている目つきを・・・。

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2006年1月13日 (金)

今年もヨロシク♪

newyear06 ものすご~く、

遅ればせながら・・・・・・・・、

明けましておめでとうございます。

っ?明けて随分経ってる??

・・・・・はい、誠に申し訳ございません(滝汗)。

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2005年11月12日 (土)

園長アンブロシアさんの、リフレッシュ♪~お散歩~

アンブロシア・ドッグ・ホームの園長=アンブロシアさん(ラブラドール・レトリーバー♀10歳)が、ボランティアさんと二人っきり(?)で、ドッグ・ホームの来客中にお散歩に行った。

アンブロシアさんと面識のある方だったので、「年中ママにゾッコン&忠実なお手伝いワンコ♪」のアンブロシアさんでも、その方となら「じゃあね、ママ。アタシ、行ってくるわ~~~♪」と、平然と二人きりで散歩に行く事が出来るのだ。

一昨年前頃からは、度々保護するイヌ達の為に重点的に時間を割く事が増えてしまい、最低限の躾けが出来て居ない(万が一の際の呼び戻し等)イヌがドッグ・ホームのメンバーとして在籍している間は、「(こちらも(年中いつでも)海が大好き♪お山もOK♪川でもイイわよ♪」なアンブロシアさんを、残念ながら、以前のようにあちこちに連れて行ってやる事が出来ないのだ。

何故なら、他のイヌ達を留守番させ、アンブロシアさん1頭だけを特別に海に連れて行くのは、残されるメンバーが可哀想だから。その為、全員一緒に行けないのなら、元から居たイヌも特別に「ママ」が連れて行く事も無いという事を徹底しているからだ。

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2005年10月12日 (水)

アルキメデスの悲鳴!!!(その2)

一昨日のアルキメデスの悲鳴以後、アルキメデスが何かを懸念して強張って見せる様な素振りは無かった。また、食欲は翌日から従来通りで、いつものマッハで平らげるアルキメデス君に戻っていたのだが、友人とイヌの疾病の話をしていた際に、今度は私こそが悲鳴を上げたのであった・・・。

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2005年10月10日 (月)

アルキメデスの悲鳴!!!(その1)

夕方、里親募集のポスターを見たという方から、ボランティアをしたいとのお問い合わせの電話を頂いた。その方も既にボランティアをされており、イヌもネコもご家族や身内の方々と協力して世話をされておられるとの事だが、詳しく伺うと、なんとこのドッグ・シェルターのイヌ&ネコの合計頭数よりも遥かに上回る頭数の世話をされておられるとの事なので、どうしても私が体調を崩す等のどうにもならない状況になった際に手伝って頂く事をお願いさせて頂いた。それでも、実際にご自身でもボランティアをされておられるのだから、万が一の時には、単身単独の私としてはとても心強い存在である。

彼女の活動内容や経験、体験をお話頂き、私よりも遥かにネコに対して経験値があるお話を色々とお聞かせ願って長話を続けていたその時である。

「キャヒィィィィィィィィ~~~~~~~~ン!!!」

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2005年10月 1日 (土)

ワンコと歩けば幸せにあたる♪

週末、ルナちん(ミニチュア・シュナウザー♀7歳)がヨコハマの実家からやって来た。またしばらくはドッグ・ホームに滞在する予定。
昨年から度々、ルナちんはヨコハマの実家と、千葉にあるこのドッグ・ホームを往復している。実家に居る間は、おじいちゃん(私の父)と、おばあちゃん(同じく母)に甘やかされ、『一人っ子』生活をフルにエンジョイしているが、ドッグ・ホームに居る間は、『多頭飼育の一員』となる。
『一人っ子』として生まれ育った貴方には、その『一人っ子』という立場にも良し悪しがある事はご存知かと思う。ある意味、金銭的にも精神的にも独り占めできるけれど、その反面、両親の子供への関心・興味も、全て一人で負う事になるという感じであろうか。
『○人兄弟』で生まれ育った貴方は、兄弟が複数名存在する事により、金銭的にも、精神的にも『○分の1』の分担となる可能性があったはず。しかし、両親の関心・興味も、『○分の1』になる為、一人っ子よりも気が楽であったりするという事実。
それに置き換えれば、ルナはその両者を交互に体験しているという事となり、気の毒に思う事が無いなどとは、私にも断言が出来ないのだ。
ならば何故、度々環境を変えさせるのか???貴方はそう思われる事だろう(苦笑)。
実は、それにはとても大きな理由があるのだ。
昨年から・・・と先に述べた通り、ルナちんのおじいちゃん(父)は、脳梗塞で倒れ、入院を繰り返していたのである。元々、長年、糖尿病も患っている為、日々、歳を重ねている今でも、何時どんな症状を併発し、倒れるかの予測も付かない状況。
その為、おじいちゃんの入院の度に病院に通う必要のある、ルナちんのおばあちゃん(母)は、散歩もままならず、お留守番ばかりになってしまうルナを不憫に思い、おじいちゃんの入院や、その他、冠婚葬祭などの為に私の所へと預けているのだ。
ルナちんが、行ったり来たりしているのには、そういう理由があったのである。今回は幸いにも、おじいちゃんの入院では無いのだが、今度はまたいつ倒れるかが判らないという事もあるので、おばあちゃんが外出せざるを得ない今回も、ルナちんは『○人兄弟』生活をする為に、こちらへやって来たのである。
当のご本人、ルナちんは『○人兄弟』生活である、多頭飼育のこの環境に身を置かれれば、置かれたで、臨機応変に対応できるワンコなので、おじいちゃん&おばあちゃんにワガママを言えないココでは、オババ(私)のいう事をそれなりに聞いて、今度は、すんなりと『○人兄弟』生活をフルにエンジョイする・・・という事(笑)。
今のところの予定では、1ヶ月以上は滞在する予定のルナちん。避妊手術の予定もあるけれど、『○人兄弟』だから出来る事、楽しめる事をして、たっぷり遊んでおこうね♪
また『一人っ子』生活に戻ったら、おじいちゃん&おばあちゃんの癒しのコンパニオンとして、また、おじいちゃんのリハビリ散歩のパートナーとしての大役があるんだもんね。
ルナちゃんは、実家周辺で有名(?)なワンコなんだものね♪いつも、おじいいちゃんを散歩させている、マツゲの長~~~い、美人なワンコだって、有名なんだもんね(笑)♪
時々、ルナちんや、ルナちんのおじいちゃんに声を掛けて下さる皆様、お礼を述べるのが遅くなりましたが、いつも、どうもありがとうございます(謝謝)。
ヨレヨレで、フラフラと老いた者が一人で歩いていても、普通は見知らぬ若い方に挨拶をされたり、「ルナちゃんをホームページで見ています!」なんて声を掛けられる事など在り得ないでしょうに、ルナちんと一緒に散歩をするだけで、そういうふとした出会いに恵まれ、楽しい気持ちになれるおじいちゃんにとっては、ルナちんとの散歩が、とっても生き甲斐となり、そして、張り合いがある様なのです。
本当にありがとうございます。
「ワンコと歩けば、幸せにあたる!」
そんな事を知ると、改めてそう思います♪

マイ・オークションをごらんください

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2005年9月 8日 (木)

掃除機の革命!?

今度の日曜日には来客の予定があるので、ここ数日サボり気味だった掃除を真面目に行おうかと、おもむろに掃除機を手に取った。

コードを伸ばし、コンセントへ。ノズルをチェックし、スイッチ・オン!!!

「・・・・・・・・・・・・・・・・無音・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ありっ?????

掃除機は、ウンともスンとも言わないではないか。

そして、何かが怪しい。

おまけに、何となく臭い・・・。

ついでに本体を触ると、

ベタベタしている・・・???

いったい?????????

本体を持ち上げると、ダラダラと垂れる液体???

伸ばしたコードを巻き戻し、掃除機を立ててホースを定位置にセットしてみると・・・、そこにはくっきりとオシッコの跡が残っている。ホースを立てた状態の中間位の位置から、濃く、黄色いオシッコが掛けられているではないか!!!

「この(ヤロー)ぉぉぉ~~~~~~~~、リマァ~~~~~~~~~~!!!」

そう、犯人はいとも簡単に割れるのだ。

しかしこのシェルターに居るオス犬のメンバーは、リマ君(ホワイトMIX♂推定年齢5歳位)、 ジャック君(アメリカン・ピット・ブル・テリア♂2歳)、 アルキメデス君(ミニチュア・シュナウザー♂4歳=当シェルターの園長補佐)の3頭。

オシッコの掛かっている高さから、先ずアルキメデスでは無いという事。するとリマ君かジャック君である事が、皆さんにも容易に推測できるかと思う。

リマ君か?ジャック君であるのか???いずれが犯人であるのか?という決め手はこういう事である。

ジャック君は「極道のママ」の存在によって、徹底した教育を施した事と、アンブロシア姐さん(ラブラドール・レトリーバー♀10歳=当シェルターの園長さん)指導によりイヌ同士の社会性を徹底して身に付けている為、エンデュミオン君(オーストラリアン・シェパード♂7歳=ただ今トライアル中)が居た当時ですら、絶対にこういう事はしなかったのである。彼の頭の中には常に・・・

「オレはよぉ・・・、どうせよぉ・・・、ママよりもよぉ・・・・・(順位が)下だしよぉ・・・・、アニキ(エンデュミオン君)よりもよぉ・・・・、(順位が)下なんだろぉ~~~・・・・。ちっこいアニキ(アルキメデスの意)だってよぉ・・・・、オレよりもちっこいクセによぉ~~~~、うっせ~からなぁ・・・・。だからよぉ~~~、オレはよぉ・・・、誰にも逆らわないんだよぉ・・・・・・・。無駄な争いはしないんだよぉ・・・・・・・。んな事したらよぉ・・・・・・、最後にはよぉ・・・・・・・・・、姐さんにもママにシバかれるからよぉ・・・・・・・・・・・・・。」

という状態が保たれている為、ジャックは見ていない所でもこういうオシッコをする事は無い。本当に全く無いのである。庭でトイレをさせる際にも、観察をしていると、誰か他のオスがオシッコをした場所に上から自分のオシッコを掛ける事も全くしないのだ。エンデュミオンが居た頃は、エンデュミオンとリマ君、そしてアルキメデスの3匹がオシッコの上掛け合戦をしていたのだが、そんな争いをチラッと横目で見ては、彼らの争いとは無縁の、フラットな土の上でしゃがんだオシッコをしていたりする程。又は彼らのその場所とは無縁の場所で足を控えめに少しだけ上げてしていた程の気遣いようである(苦笑)。

その為、今回、室内に置いてあった掃除機に『堂々たる高さ』からオシッコを掛けた犯人が、あっさりリマ君であると判明した・・・という事だ(苦笑)。

彼らの通り道や、居住スペースには、こういった『オシッコを掛けたくなる』様なモノはなるべく普段から置かないという事は心がけているのだが、最近はフードやサプリメント、ペット・シーツ等のストックが増量している為、収納庫に入りきれずに居たのである。しかし、そんな状況でも、オシッコ避けの対処はしておいた掃除機・・・。

いつも私が使う手なのだが、簡易サークル(100円ショップさんで買った金網のネットを数枚繋げたもの)で、そういった品物を囲って保護しておくのだ。

例えば、ダンボールを積み重ねた場所。これもイヌ達がオシッコを掛けたくなる場所なので、簡易サークルを立てかけている。また、新たなオス犬が来た時には、柱、ドアなどにもコレを『コの字』に立てかけ、オシッコをされるのを防いでいる優れもの。

ただし、実はこの「簡易サークルのある場所でオシッコをしてはいけない」という図式を、そもそも彼らイヌ達に身に付けさせておく事が事前に必要になる。

簡易サークルのある場所で、ソレにむかって足を上げた途端、足がソレに触れ、ソレはいとも簡単に倒れてきて(自分に)ぶつかり、「ビックリする=天罰が下った」という因果関係を事前に一度は教えておかなくてはならないのである。

という事で、その簡易サークルが立てて囲ってあったにも関わらず、掃除機にオシッコを掛けられる事が出来たのは、リマ君であり、「こういう場所でオシッコを掛けたら倒れてきてビックリ→そんな事をしたらママにシバかれる!」という事を頭に叩き込んでいるジャック君では、全く持って在り得ないという事なのだ(笑)。

そう言えば、リマ君にはまだ、簡易サークルに触れると倒れてくる・・・という事は教えていなかったのである。それは、保護当初に室内での粗相はイケナイのだと覚えて以来(トイレではしても良い)、今まで室内での粗相は無くなっていた事により私が彼を信じ、気を抜いていたという事もミスではあるのだが、またしても「暴風雨」により庭でのオシッコをしたくなかったという理由も重なってしまったのだった。

またしても???そう、実はこれ、故リッちゃん(オーストラリアン・シェパード♀享年3歳)が一年前に散々とやった事と同じケースなのだ。雨が酷く降っていたり、庭が濡れているだけでリッちゃんは室外でのオシッコを拒み、したフリをして室内に戻り、皆が見ていない隙にリビングのど真ん中等でオシッコをしていたのである。リッちゃんは特有のオシッコの仕方をする為、必ず100発100中で犯人が確定出来たのであった。リッちゃんは歩行しながらオシッコをするタイプなので、オシッコをした痕跡は必ずサインでも書いた様な跡が残っているのである(爆)。

しかし、かつては戸外での飼い犬で、かつ、首輪を自力で抜いたり、鎖から逃れては自ら『自由な散歩』三昧の日々を送ってきたリマ君が、何故に今更、雨に濡れるのも嫌がって、室内の掃除機にオシッコをしたのだろうか???

この理由だけは不明のまま、ウンともスンとも言わない、オシッコの滴る掃除機を見つめて唖然とする。

一年くらい前に、思い切って買ったのにぃ~~~~~(涙)。

私にしては高い買物だったのにぃ~~~~~~(←掃除機としては普通の値段ですが・・・苦笑)。

新品だったから、長持ちする&させるハズだったのにぃ~~~~~~(号泣)。

この秋には避妊手術と去勢手術(←ネコ達&サクラちゃん)で物入りなのにぃ~~~(滝汗)。

うわぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~ん。。。。。

苦悩したが、苦悩していても仕方が無い。リマ君はまだ知らなかった「ヒトと室内で暮らすルール」の一つである。掃除機は無くてはとっても困るモノ。イヌ達の足腰に負担を掛けない為に敷き詰めてあるカーペットの掃除には、掃除機が無くては大変なのだ。何せ、家中フローリングなのだから、ほとんど敷き詰めてあるのである(汗)。

箒と雑巾でレトロなお掃除だけでは追いつかないんだよなぁ・・・。新しいのを買うしか無いのかぁ・・・。

そう考えながらも、手元では壊れた掃除機を分解する。あれこれ試した結果、モーターまでオシッコが見事に進入し、完全に壊れたのだ・・・と判明しただけだった。

買物に出なくてはならないと決まったら、先ずはイヌ達を庭でトイレさせ、ネコ達の部屋の室温を確認し、エアコンの温度設定を確認する。

掃除機を買って帰って戻るには、最低でも往復2~3時間位を要するだろう。何せ、田舎暮らしであるからには、そういった品物を購入するには隣の市まで遠征するしかないからである(苦笑)。

隣の市に向って車を走らせながら「何処で買おうか?」と頭を悩ませる。何故なら、隣の市でそういった買物をしようと思っても、競合する品揃えの店舗が一所に集まっていないからだ。もしも一つの店舗で気に入ったモノが見つからなければ、またソコから数キロメートルほど車で移動して、別の店舗で品定めをしなくてはならない。

数日後に品物が手元に届くというスタンスで良い場合や、焦って購入する必要が無い場合には、インターネットでじっくり物色してお買物をすれば済む事なので、最近では電気店にわざわざ赴く機会は減っている私。

来客が無ければ、それでも良いのだが、いくらイヌ好きのお客様であっても「ゴメンねぇ~、掃除機が壊れてさぁ、オーダーしたけど間に合わなくて、家中毛だらけでゴメンねぇ~~~♪」と、平然と笑っていられる程の図太さは持ち合わせていない・・・(笑)。

店舗まで赴いて購入するしか方法は無いのである。・・・その店舗、何処に行こう(悩)???

ウチで使う掃除機としての必須条件は、『紙パック不要』が先ず第一に挙げられる。去年買ったあの掃除機も紙パック不要だったけれど、毎日の掃除で、リビングだけでゴミ捨て→廊下だけでゴミ捨て→プレイルーム=現在ネコ達の部屋だけでゴミ捨て・・・・・・・といった調子な為、紙パックはとっても、とっても不経済なのである。

紙パックを使うタイプであった場合には、イヌ達の抜け毛の多い時期は一日の掃除だけで、現状の頭数では2~3パックを消費する事になるからだ(爆)。以前の掃除機で紙パックを使っていた頃は、あまりの不経済さにパンパンにゴミが溜まった紙パックの中からゴミを取り出して再利用した・・・なんて時代もあったのだが(←遠い目)、その手間隙に掛ける時間は勿体無い。

すると今回も、必然と紙パック不要である型を選ばなくては・・・。そして出来るだけ吸引力が優れているもの・・・。

安いジョイント・マットを使っているせいなのか?、このジョイント・マットに短毛の毛が埋まってしまうと、取り除くのは掃除機ではかなり困難な事だった為、掃除機の後にはジョイント・マットを雑巾掛けする2重作業。これも軽減できると有難いのよねぇ・・・。

そもそもその安いジョイント・マットにした理由はとても単純明快な理由がある。私個人的にはインテリア等はいつもなら値段の割りには質が良く見えたりするものを購入する、もしくはリサイクル品を購入するのだが、この室内に敷き詰める為のもの=ジョイント・マットの時には異なる視点で選ばざるを得なかった為、質が良く見えるという事を気にする訳には行かなかったのだ。

アレルギー体質のジャック・・・。彼のアレルギーの為に、全室に敷いていた買って1~2ヶ月しか使っていない好みのラグを泣く泣く撤去し、見かけもチープだけど、彼のアレルギーの要因を軽減できるこのジョイント・マットを選んだ・・・という苦労話(?)が隠されているのだ。

ジャックのアレルギーは、「スペクトラム・ラボ・ジャパン」で出た検査結果によると、その詳細の中で「ジュート/サイザル麻」という素材に陽性反応が出ており、そのジュートやサイザル麻という素材は、主に一般的に市販されているカーペットの裏側辺りに使用されている事が多いという事実。また、検査結果の内容を吟味すると、ジャックにとって、そうしたアレルゲンを生活環境からできるだけ1点でも多く省く事が、もっとも理想的なアレルギー対策であるという事だと考えられる為、私は彼を保護した当時、その為に室内のラグを総入れ替えしたのだ。何せ、アレルギー・テストの項目のうち5分の3程にアレルギー反応が見られるからである(苦笑)。

ラグを撤去し、現在のジョイント・マットに入れ替えた途端、その上でゴロゴロしているジャックの皮膚から湿疹のが減少したのも事実だった(むろん他のアレルゲンも減らしたが)。そう、ジャックは通常の、もう少し高級なカーペットの上でも、物凄く高級なカーペットの上でも、ゴロゴロしたり、歩いたりすると、湿疹が出る確率が高くなるという事。もしも里親を希望される方がおられるとしたら、その家庭ではサイザルやジュートの使われているカーペットを例え高級であっても泣く泣く全て取り払って頂かなくてはならない・・・という事なのだ(苦笑)。

こういうイヌ達の為の大切な理由もあり、かつアレルギーの事を考えると、掃除機一つでも結構悩むものだ。

おまけに、もう一つ真実を打ち明けるなら・・・・・・・・・・・、私もアレルギーであるという事(爆)。実は、ネコのアレルギーがある様子で、ネコ達の部屋に行く度に、ノドがいがらっぽくなり、目が痒くなり、くしゃみは止まらず、爪が皮膚に当たるとその傷の場所はぷっくりと盛り上がる・・・という状況。これも正に、アレルギー(苦笑)。それを考えると、やはり掃除機の『吸引力』も大切かもしれない。

そんなこんなを悩みつつ、結局、一つの電気店へと向った。この店なら確か、家電はある程度の品揃えがある・・・と記憶している。

店内の掃除機のコーナーには、まあまあの商品数が陳列されている。ワット数の数字が多い程、吸引力が優れている???そういうモノなのだろうか?いや、きっと他の機能とのバランスとも関わりがあるだろう。「ペットの毛」についてもうたっている商品のカタログに目を通す。実物のヘッドをしばし見つめる。

掃除機のヘッドって、実は曲者なのよねぇ・・・。毛が絡まるから、内部のローラーが楽に外せる方がいいなぁ。布団用だとか、細いノズルだとかって付属品はあっても使わないから、そういうモノは付いてない商品で良いのだけど・・・。

・・・と散々悩んだ末、最初に目が行った、掃除機のコーナーで最も高額な掃除機に目が移る。いやぁ、これはきっと、確かに吸引力もイイだろうけど、それにしても、掃除機としてはあまりにも高すぎる!ここまでのお金を出すなら、今までの自分の知識にあるメーカーさんの最新型を買ってもお釣りが出る程だ。

「英国製のダイソン」

しばし商品の前に佇み、カタログを見るが、流石は(?)英国製。カタログのセンスは良いけれど、詳細があまり記述されていないではないか。これではあまり良く判らない。販売価格が他社よりもずば抜けて高額である意味や理由が掴めないではないか。この辺りが、英国製らしいのかもしれないなぁ・・・。このアバウトさが(笑)。吸引力は何処にも負けない・・・とうたっているけれど、本当なのだろうか???いや、しかし国産のメーカーの最高ワット数と比べると半分程度の数値である。うむぅ~~~、やはりウエブ上で調べてから来れば良かったなぁ・・・。

人員削減だか何だか知らないが、店員さんがなかなか捕まらず、店内をウロウロした挙句ようやく見つけた店員さんを捕まえて説明をして頂くが、あまりこの商品はご存知ではない様子(苦笑)。実際に試せる展示品を使用したが、我が家でスゴイ事になっている(毛だらけの意)、あのジョイント・マットを掃除してみない事には、結論は出し難いもの。何せアノ現状を少しでも改善できる掃除機が欲しいのだ・・・。

そうか、ではやはりこの「他よりも優れた吸引力」だとメーカー自身がうたっている言葉を信じるしか無いのかもしれない。・・・・・・・・・それにしても、物凄~~~く高いんだけど。。。

店員さんに値引き交渉をするが、思ったよりも安くはならない。以前、営業経験のある私としては、あまり阿漕な(あこぎな)値引きをさせるのは、なんとなく気が引ける(笑)。まぁ、いいかぁ。止むを得ないな。

異様に高価だと感じる掃除機を買い、家路を辿る。そう言えばいつしか午後になってしまったが、今日は何も食べていない。掃除機を掛けてから食べようと思っていたまま家を出て来た為、すっかり忘れていたのだ(笑)。途中コンビニに立ち寄って、軽食を買い、食べながら帰宅する。

家に着いてすぐ、高級な掃除機を開封し、改めて掃除を再開。スイッチをオンにすると、店員さんの言っていた通り、音はかなりのもので、確かに「音が問題にならないのであれば・・・」と言われただけのモノはあり、高音域の音がスゴイ。集合住宅では使えないかも?そしていよいよ、最もイヌ達の抜け毛がしっかり&たっぷり張り付いているマットから掃除をする。

「・・・・・・・・・・・・・んんん?????こんなので本当に吸ってるの???・・・・・・・・・・・・・・・・・あれっ?????」

恐る恐る、半信半疑に動かしてみたが、透明の本体には吸い込んでいる毛が見る間に溜まって行くではないか。改めて今掃除をした部分を見ると、今までの掃除機の清掃力を遥かに上回って綺麗になっている(驚)。

あまりの吸引力の凄さに、今までであればリビングの掃除が終わってからゴミを捨てれば良かったハズが、この掃除機では今まで取りきれなかったゴミまで吸引する為、リビングの1室を掃除する間に、数回ゴミを捨てる事になってしまった(汗)。

そうして家中の掃除を終え、リビングに戻って改めて敷き詰めたジョイント・マットを眺めると、やはり今まで以上に綺麗に掃除が出来ており、掃除機の後の雑巾掛けは全く不要になっている状態。

今までの雑巾掛けは、ジョイント・マットに掃除機で吸い込めずめり込んだままの毛を掻き出す為に行っていたのだが、それが不要になったという事。

こりゃ、スゴイ!!!

確かに吸引力を自負しているだけの事はある!アフターケアーも高いだけはある様だし、思ったよりは使い勝手も良いダイソンの掃除機。ペットの毛や、ハウスダスト等でお悩みの方にはお勧めかもしれない。高いだけの事はある。

我が家としては、大枚をはたいたのは痛い出費だったけれど、この掃除機との出会いは革命的な出会いであっった。ちなみに、高音域の騒音は確かにスゴイので、掃除機が大好きなアンブロシアさんですら、最初は逃げ腰になっておりました。繊細なサクラちゃん(黒柴ミックス♀生後6ヶ月位)はバリケンネル内で怯え、敏感なネコ達はビクビクしながらキャット・タワーの上で避難していた程です。多分この音は、普通の掃除機の騒音に慣れているイヌやネコであっても、当初は逃げ惑うほどにビックリする様です。。。

さてと革命的な掃除機のお陰で、今後の掃除は少し楽なものになったのかもしれません。楽になった分、時間にも余裕が生まれるのは何ともありがたい事。そしてその余暇で、イヌの躾けや社会勉強の時間を増やす事が出来るという事でもある。・・・という事は???もちろん、

リマァ~~~~~~、覚悟しておきなさいよぉぉぉ~~~~~~~~~(爆)!!!

という事でもある(笑)。

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2005年8月29日 (月)

普通の家庭犬の『正常な反応』と保護犬達の『問題行動』

先日エンデュミオンをトライアルに見送った帰路、家路を辿りつつ、慣れた道のりだった事もあり運転中に色々な事を考えていた。その大半をここでご紹介したいと思う。

それは、保護イヌ達の問題行動というテーマから私の思考が動き始めた。保護イヌ第一号のエンデュミオンの過去の経緯が最も最悪であった事がもちろんきっかけである。その彼が4年もの歳月で、何故あれ程の変化を成し遂げたのか?という事から始まった。

例えば、普通の家庭犬として、一般的にごく普通の「正常な接し方」をされて育っていた場合は、「正常な反応」が必然と出来るハズなのに、彼ら保護イヌ達の大半は、残念な事に、保護されるまでその体験が無いに等しいので「正常な反応」がほとんど出来ない精神状態に陥っているという事。しかし、これは根気良く「普通の家庭犬としての生活」としての日常生活を送らせ、その環境を一定して提供し、普通の接し方を根気良く存続する事によって、遅かれ早かれ必ず変化を見せ、いずれ「正しい反応」ができる様になって行くという事。

人間の心理学に例えれば、幼少期・成長期に正しい親の愛情を受けて育っていなければ、人格形成に問題がいずれ生じてくるという事。また、その様に人格形成に問題が生じていれば、通常の「普通の日常生活」が困難になり、精神的に偏り、精神障害に陥ったり、行き過ぎれば最悪は犯罪者になってしまう・・・という事。犯罪者にまで発展せずとも、根暗だったり、ストーカー、引きこもり、躁うつ病・・・・という事である。

これをイヌ達、保護イヌ達に置き換えると・・・・・・・・

傷害事件を犯す= 軽度のアルファシンドローム → 社会勉強やイヌ同士のルールとマナーが判らなかった頃のジャック、 同じ理由によってリマ君。
殺人を犯す= 強度のアルファシンドローム  → 闘犬種としてのスイッチが入ったジャックがこれに近い。通常の保護施設(シェルター)であれば、保護をして薬物投与により永眠させる手段を選ぶ状況であるという事。

無気力= 何をする気にもならない・興味・やる気が湧かない状態 → 保護当初のアカネさん
鬱(うつ)病= 感情を一切殺してただ生きているだけの状態   → 保護当初のアカネさん
躁(そう)病 = 興奮が冷めず冷静さに欠ける状態 → リズ、アカネ、サクラなど
パニック障害= 発作的な症状 → 保護当時のエンデュミオン、保護から度々あったリズ、保護当時及び保護以来度々あるサクラなど

という感じに置き換えられるかと思います。

他にも、精神障害、心身症不安神経症外傷的ストレス障害(PTSD障害) 、社会不安障害 などがある。これらのリンクは、『治る.COM』のサイト内にある病名・症状の一覧」ページへと個別にリンクしてあります。むろん、人間用の医療に関するサイトですので、動物を対象に作成されている訳ではありませんが、私はイヌ達の健康を考える際には、こうしたサイトも活用し、参考にしてます。何故なら、私がソロモンの指輪を持っていないから・・・(=イヌ達が言葉を使って自ら症状を説明できないからの意)。

人間の社会でも、これら心身症等が現代ではあらわになっている時代ですから、そうした事に多かれ少なかれ関わる人間達に育てられたイヌ達がそれらの影響を受け、同じ症状に陥っていてもおかしくは無いという、私の自論の元にあります。それを確固たる考えであると身を持って教えてくれた、第一号がエンデュミオンでした。その考えを元に、後に保護したイヌ達の精神的なリハビリの参考にしてきたのです。

彼らイヌ達は人間の子供と良く似ている生き物だと、私は考えます。ですから、そうした心身症から回復するに当たって、彼らイヌもまた人間同様に、それぞれの症状に適した環境を与え、適したケアーを行う事により、むしろ人間よりも目覚しい変化をみせるという事も経験上自負したのは、エンデュミオンのお陰なのだと実感しています。やはり完治まで要する時間は、各々のケースによって異なりますが、本来彼らは人間よりもピュアーな生き物だからこそ、立ち直りも早いのだと感じています。

例えば、保護イヌ達だけでなく、普通の家庭のワンコの事を考えてみれば容易に想像ができるのではないでしょうか?

ドッグ・スクールなどに、問題行動の矯正や、新たな躾けトレーニングを求めて訪れる方々が、いざスクールが開講した時、通っていて挫折を感じた時などに、「うちの子にこんなことが出来るのかしら???」と不安になり、心配される当初の心境を思い浮かべてみて下さい。それでも、トレーナーさんと協力し合って、新たな方法や手法で新しい事を教えようとした場合には、やはり根気と時間がモノを言う訳です。

スクールに通わず、やる前から諦め、新たなトレーニングを根気良く続けなければ、そもそも何も変化は訪れず、新たなコマンドを教えるどころか、問題行動もそのままになってしまいます。しかし、何時訪れるかは判らないゴールを目指して諦めず、続ける事によって変化がいつか訪れ、その時変化を見せているという事。その為には変化が見えないままでも、諦めず根気良く、日々一定してそのトレーニングを存続する事が大切だという事。

そう、保護イヌ達の『問題行動』を矯正し、心身症を治療するというリハビリも、基本的にはそれと変わらないのだという事です。少しだけ、実際に実践する事柄が、複雑なだけ・・・とでも言うのでしょうか?人間の心身症にも、特効薬は存在しませんから、時間を掛けて、ケースバイケースの治療をじっくり時間を掛け、存続する事を試みる事が最善の治療法という事。それは素人にも判る事です。

私は保護イヌ達の問題行動を、彼らの生涯治らないものだとは思っておりません。必ず遅かれ早かれ完治する、矯正できるものだと思っています。だからこそ、日々、諦めずに接し、閃きと共に変化を訪れるのを待つのです。普通の家庭のワンコへと変化した状態から、ドッグ・ホームを卒園し里親さんの家庭へと旅立った方が、イヌもストレスが小さい上に、受け入れる里親さん家族のストレスも軽減できるからなのです。また、リハビリを終え、問題行動を矯正してあるからこそ、受け入れられる窓口も広げられるという事にもなってきます。

誰しもストレスの掛かる、精神的にも負担のある「イヌとの暮らし」を望んではいないはずです。誰しもが、どんなイヌを迎えるにせよ「楽しい暮らし」を望み、夢を抱いていて、当たり前でしょう。そう、どんな所からイヌを譲り受けたとしても、購入したとしても、私はそのイヌを手渡す「譲る側」にも責任があると思っているからです。

保護イヌ達の多くは、少なくとも保護した当初の状態で「楽しい暮らし」を出来るとは思えません。かなり困難な暮らしが待っている事、請け合いです。その、明確では無く、かつ、かなり困難かもしれない状態で迎え入れた場合、保護イヌとの暮らしに慣れて居ない里親さんであった場合には、かなり辛い日々が続くかもしれない事を覚悟して頂く必要が生じてきます。

この子は、粗相だけが完璧には治っていませんとか、この子はおしゃべり癖が治っていませんとか・・・、そうした事柄を明確に提示し、それらを考慮し、納得をしている方(環境)に譲渡をする、販売をする、イヌを託すという責任が託す側にもあると考えているからです。

「人懐こくて、いい子です。」

「甘えん坊です。」

これだけの説明で、私はそう呼ばれているイヌを譲り受ける事は難しいと思っています。「人懐こくて、いい子」という表現の場合、人懐こい=ヒトが好きという理由から、飛び付き癖があるのかもしれない???とか、「甘えん坊」の言葉の裏を返せば、やたらと要求があって鳴き騒ぐのかもしれない???などと感じてしまうからなのです。そう、表現するヒトによって、十人十色だという事(表現が異なるの意)。また表現される対象のイヌの方も、「人懐こい」だけをとっても、十人十色ならぬ、十犬(ワン)十色だという事(必ずしも正しい表現ではないかもしれないの意)だからです。

出来る限り、その対象のイヌの状態を正確に伝える事も大切でしょう。それにより、里親を検討される側がより明確に受け入れた後のことを想像できるからです。その想像というイマジネーションをベースにする事によって、里親さんも迎え入れられた保護イヌ達も戸惑いを減らし、互いに尊重し合う事が円滑に行われる・・・という考え。

エンデュミオンが新たな家族の元で見せた振る舞いを思い起こせば、きっと、やはり、これらは必要であり、かつ大切な事なのだと再認識したのでした。

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2005年8月 9日 (火)

♪♪♪ 恋のお話 ♪♪♪

PICT8200 『恋のお話』

これはドッグ・ホームの話題では初登場かもしれない。残念ながら、ブログ・ライターの私自身の恋の話では無いので、くれぐれもそのつもりで読み進んで下さいませ(爆)。

さてドッグ・ホームであるからには、性別も色々、保護状況も様々、年齢もバラバラといった状況である訳だが、基本的に去勢と避妊手術は行って来ている為、「子供が出来ちゃったかも!!!???」という事態に陥った事は未だかつて無い事実。

しかし去勢や避妊手術を行った子が、それ以降、けしてソワソワしたりしないのか?というと、必ずしもそうでは無いというお話でもあります。また去勢をしていないからシツコイのか?と言った場合にも、必ずしもそうでは無いという話でもあるのです。正に、十人十色ならぬ、十犬(ワン)十色・・・といった感じでしょうか。

先ずイヌの個体差によって、生理的欲求の度合いが異なるという事。どことなく人間とも似ています。

例えば、出産経験があり、かつ当時はまだ避妊手術を行っていなかった故リッちゃん(オーストラリアン・シェパード♀去年3歳)のケースはちょっと珍しいイヌであるというお話。保護から半月程度経過した頃だったか、リッちゃんは体調が安定した途端に、多分順調と思われる時期(頃合)にヒート=生理が来てしまったのです。

当時このホームでオス犬といえば・・・

  • エンデュミオン(オーストラリアン・シェパード)・・・去勢済み・・・・当時6歳
  • ジャック(アメリカン・ピット・ブル・テリア)・・・未去勢・・・・当時1歳
  • アルキメデス(ミニチュア・シュナウザー)・・・未去勢・・・当時3歳

という面々。

実際には同じ犬種で、かつ交配をしても問題の無いエンデュミオンは、幸か不幸か『去勢済み』。しかし、元々『繁殖犬』であったエンデュミオンは、大興奮である。不思議な事に、彼自身にも「同犬種」であるという認識が脳裏の何処かにあるらしく、今までに無い興奮状態になったのである。

そしてジャック。未去勢だが、交配経験も無いので、いわゆるチェリーボ~イ=童貞だった訳だ。興奮する気持ちは存分にあるけれど、何をどうしたら良いのか???といった状態で、どうする事も出来ないけれど、ただひたすら目が充血し、興奮しっ放し。傍から見ていると、興奮し過ぎて鼻血でも出しそうな雰囲気・・・といった感じ(苦笑)。

次に同じく未去勢のアルキメデス。こちらも交配経験は無いので、ジャック同様にチェリーボ~イ。他の2頭と比べても、体格に歴然とした差がある為、必死に存在をアピールしてはただ泣き叫んでいたのである。「ピィ~ヨッ!!!ピィ~ヨッ!!!(ピヨピヨに関するお話は、2002年10月9日のダイアリー他でご覧下さい)」と。報われない思い・・・。モテない男の子の辛さ(体格に差がある場合、メス犬から恋愛対象としては検討して貰えない)・・・。ならばいっそ去勢手術をして、そんな不憫な思いから解放してあげれば?と思われる方もおられるやもしれないが、アルキメデスは2003年7月4日に全身麻酔の手術をした際に、麻酔の合わない体質だったのか?明確な追求は出来ないままだが、呼吸停止=死に掛けた事があった為、去勢手術を未だに施していないのである。生涯の間、どうしても止むを得ない事情により全身麻酔をせざるを得ない状況が今後発生したその時に、一緒に去勢手術も行おうと考えているからである。

そんな様々な事情と状況の男の子達3匹を前にして、故リッちゃんの取った行動とは???

「ヘェェェェ~イ♪ カッモ~ン♪♪♪リッちゃん、カワイイしぃ~♪モテモテで当然ぢゃぁ~ん♪♪♪」

だったのである(涙)。実はリッちゃんのこの反応と行動は、メス犬として他と比較をしてもかなり珍しいケースなのである。この辺りの行動は、イヌもネコも似ているものなのだが、一般的には・・・・

ヒート中(生理中)のメスの匂いを嗅ぎつけて、集まったオスが周囲に群がり、そしてその中からメスが、最も強くて立派なオスを1頭だけ選び出し、自分の相手として受け入れるのである。

往々にして、そのメス自らが独断と偏見によって(?)自分の好みで選ぶものであり、オス同士が闘って生き残ったものが選ばれるのでは無いという事。

元来、イヌは無駄な争いや戦いは好まない生き物である。その為に、相手の匂いを嗅いだり、態度を見て、いきなり「降参」したり、「自分が下です!」とアピールをして、無益な殺生を行わない様に、自分達の群れの数を減らさない様に心がけているのである(しかし他のイヌと接触する機会が少ないが為に社会性が身に付いていないイヌであった場合には、無益な争いをしてしまうケースがある)。

そういう生き物であるイヌなのだが、このリッちゃんの様に誰でも「カモォ~ン♪♪♪」と言ってしまうメスのワンコも存在するという珍しい一例。実際にその時のリッちゃんは、エンデュミオンがマウントをしようとしても、ジャックが次にマウントをしても、アルキメデスが腰の周囲でジタバタしていても、全員を受け入れる体制で大人しく立っていたのである。むろん、度々阻止しましたが、なんとリッちゃんは「なによぉ~、ババァ!ウッザ~イッ!!!」という表情・・・(苦笑)。

そんなメス犬のリッちゃん。ちょっと理解不能なそうした態度から、当時私は彼女を「コギャル・リッちゃん」と呼んでおりました(笑)。また、これから心身ともに成犬に成長をしていく、当時まだアルファシンドロームだった童貞&未去勢のジャック。そんな彼らの為に、私が取った手段とは?

ジャックやアルキメデスが見える柵越しの個室で、去勢済みのエンデュミオンとリッちゃんが『ラブラブの新婚さん♪』になるという状況である。普通のメスであれば、エンデュミオンを選んでいるハズであるという事。また他の2匹、アルキメデスとジャックはエンデュミオンの目下であるという事実。これらを総合的に検討した結果、どのイヌにとっても『当然』という状況で、かつ『当然』だからこそ選ばれなかったイヌが落ち込んだりグレたりする事も無いという展開である。

これによって、選ばれなかったオス2匹は柵越しに『新婚さん』のラブラブ振りを見せ付けられつつ、「兄ちゃんいいなぁ・・・・・」とがっくりと肩を落としつつも、いずれ興奮から醒め、落ち着きを取り戻した。また選ばれたエンデュミオンは、当然の権利を得た事によって更に落ち着きを見せ、堂々とした態度を見せる様になったのです。そして肝心のリッちゃんは安心した状況と安定した生活の中で、安心できるお婿さんを得て、ドッグ・ホームでの自らの存在位置を得て落ち着いた様子であった(むろんメンタル部分でのリハビリはまだまだ時間が必要だったが・・・)。実際に数日間に渡るこの『新婚さん生活』を経たリッちゃんの表情は、後日、偽妊娠をするのではないか?と思われる程に、幸せそうな『新妻』の表情に変わっていたのである。

さて、では普通のメスの『恋のお話』はいかなるものか?

次の例は、ドッグ・ホーム園長でもあるアンブロシアさん(ラブラドール・レトリーバー現在10歳)のお話をしてみよう。こちらアンブロシアさんは、典型的なモテモテのメスだったらしく、子宮摘出以前は小型サイズのイヌから、大型サイズのイヌに至るまで、生理期間の前後の散歩では、周囲に居るオス犬達は、飼い主の手を振り解いてしまう程のモテっぷりだった(あまりのモテぶりに生理期間中は他のイヌとの接触を取らない様に心掛けていた)。

そんなモテモテのアンブロシアさん。何故にリッちゃん以上のスケールでこれほどモテたのか?これはアンブロシアさんが生命力あふれ、「強い子孫」を次世代に残す母体として最適だったからの様である。いったいそれはどういう事なのか?それは全てこれに通じてくるのである。

『チャールス・ダーウィン (1809-1882) の 種の起源 』


ここに全ての答えを見出す事が出来るのだと思う。この「種の起源」にも記されている「最適者生存」という言葉だ。しかし、ハタから見ている人間の私には、アンブロシアさんがその「最適者」であるのか?という事を知る事は難しい。人間の視点から強いて言うならば、ドッグ・ショーに出陳されるスタンダードなラブラドール・レトリーバーとは程遠いほどに、身体が大きく規格外れである事だけは明確に判別できる。

ところが周囲のオスの反応からすると、アンブロシアさんはどうも彼らにとってはこの「最適者」であるらしい。おまけにそれを自覚していると思われるアンブロシアさんは、例え体重50~60kgもある(アンブロシアさんは30kg位)、体格も立派で、ドッグショーにも出陳する程の、人間界では繁殖犬として引っ張りだこだったバーニーズ・マウンテンドッグのオス犬の求愛を、ものの見事、YAWARAちゃんの如く、背負い投げ一本で瞬時にひっくり返し、おまけに「フンッッッ!!!アンタなんかお話にならないわ!」とケジメを付けてしてしまった事がある程だ。

生理中のメスは、本来であればここまででは無くとも、毅然としたこういう態度を取るものである。もしくは嫌がって逃げ惑うものである。自らの選ぶ理想の相手が見つからない限り、リッちゃんのケースの様に誰でもイイ訳では無いのだ。

これはルナちん(ミニチュア・シュナウザー現在7歳)にも同じ事が言えた。ルナ自身、未だに避妊手術をしていないのだが(この秋手術予定)、生理の来る度に、やはりそれなりにモテる様子で、寄って来る好みでは無いオス犬には、思いっきりヒステリックに「ルナちゃんに近寄んないでっ!!!それ以上近づいたら噛み付くかんねっ!!!!!」とばかりに、ギャアギャアと食って掛かるのである(苦笑)。

しかしそんなルナちんであっても、4年前にエンデュミオンがやって来てすぐに来た生理では、なんとエンデュミオンに「カモォ~ン♪」だったのである。あれ程他のオスを寄せ付けないルナちんでも、やはり正しく、相手を選んでいるという良い証拠である。ちなみにその当時、エンデュミオンは去勢をした為、以後のルナの生理の度に騒ぐ事は無くなった。だが、散歩中にルナに近寄るオス犬は常に追い払ってナイト(騎士)役は務めていたのである。またルナちんもそれを当然として受け止めていた様だった。むろん、ルナちんはそれ以降も生理が来ているが、毎回他のオス犬をことごとく自ら追い払っている。

だがそんな風に暮らしてきていたルナちんとエンデュミオンに、今回異変が起きたのである。それで、この「恋のお話」を綴る事になったのだ(苦笑)。では、現在のドッグ・ホームのオス達の状況とは?

  • エンデュミオン(オーストラリアン・シェパード)・・・去勢済み・・・7歳半
  • リマ(ホワイトMIX)・・・去勢したばかり・・・・推定年齢5歳位
  • ジャック(アメリカン・ピット・ブル・テリア)・・・去勢済み・・・2歳
  • アルキメデス(ミニチュア・シュナウザー)・・・未去勢・・・・・4歳

以上の4匹である。以前と変わった状況と言えば、リマ君が増えたという事だった。そう、まだ去勢したてホヤホヤだったリマ君と、ルナちんの間に何処と無く「ラブラブ」な関係が生まれてしまった様子。エンデュミオンは自分の立場を不動のモノと信じていた様子で、かつ去勢されている為に、ソワソワする事も収まり、落ち着いた態度で暮らしてきていたのだが、ここにリマ君という新たなライバルが出現してしまった上に、ルナちんの方も避妊されていないから本能が働くのであろうか?先ほどの「適者生存」の生態系の構図が出来てしまっていたのである。エンデュミオンに罪は無いが、ルナちんが相手を乗り換えようとしたのも、仕方が無いという事。

適者として、既に子孫を残す事のできないエンデュミオンは選ばれない・・・という事。今回ルナちんは相手にするどころか、エンデュミオンを追い払おうとしていた程だ。また対するリマ君は、去勢したばかりだった為に「適者」であると、自他共に認める状況であったらしい。

そんな彼らは、ルナちん1匹の誘惑と魅力にすっかり惑わされ、混乱し、その結果・・・・・

「食欲不振」

「下痢」

というストレス性の症状を表す様になってしまったのである(苦笑)。これはオス犬にとって、自然な反応である為、未去勢・未避妊しているイヌ達を多頭飼育していたり、もしくは近所にそういう子が住んでいた場合には、陥りやすい状態であるという事。けして驚く事では無い。

ルナちんが実家横浜に里帰りをした本日は、あっさり「食欲不振」が無くなり、これまたあっさりと「下痢」も収まったゲンキンな彼らである。

女の子のイイ匂いを嗅ぎつけてしまったオス犬は、哀れにも食欲を失い、恋の病の為に下痢になる・・・という事。また存在が居なくなればあっさりその興奮した気持ちも治まるという事だ(笑)。ちなみに珍しいケースとしての一例だが、その状況でアルキメデスは食欲は変わらないまま、下痢よりも便秘になるワンコである。ただし、母犬であるルナちんの生理にはほとんど無反応に近い。これもダーウィンの法則に従っている様に見える。

「去勢・避妊手術」をする事、それは「適者」だとか何だとかという争いの土俵とは無縁の存在になる唯一の方法だと言える。しかしだからと言って、フレンドリーな間柄になれない訳ではない。あくまでも子孫繁栄の為の「適者」としての判断基準からは外されるという意味である。いわゆる中立した存在になれる様子という事。避妊・去勢手術は、幾つの年齢で行っても徐々にゆっくりとホルモンのバランスが変化する為、今回は手術したばかりだったリマ君であっても、例え半年後にルナちんの生理があったとしても、これ程の反応と事態にはならないという事。なので、避妊・去勢を検討中の貴方、どうぞご心配無く。

確かに成犬になってからの避妊・去勢手術は、性格や行動に大きな変化をもたらすものでもないのだが(個体差があります)、こうした「恋の騒動」とは徐々に無縁になって行くというメリットもあるのです。散歩も気兼ね無く出来るという事。例えばある時、私は散歩中にこんな事を言われた事がありました。

「生理中のメスを(イヌの集まっている)公園に連れて来ないで!オスの飼い主が大変なんだから(自分の犬を押さえるのがの意)!!!そういう時には前後2~3ヶ月遠慮するものよっ!」と。

先にも述べた様に、生理中に他のイヌが集まる場所を私は訪れた事がほとんど無く、そう言われたその時もアンブロシアさんは生理前(確かに半月ほど後に生理になった)だったのです。自分のイヌを押さえきれずに四苦八苦する飼い主さんにとっては(ある意味躾けも足らないという事ですけれど・・・)、アンブロシアさんが生理の真っ最中に思えたのでしょう。でも侮る無かれ。イヌの本能と嗅覚は、半月後でもイイ時期が来るステキなメスの存在を逃したりはしないのですから。

またこんな事もありました。アンブロシアさんと公園の近くを通り掛った際に、リードを付けた見知らぬオス犬が、公園の中から物凄い勢いで走って追いかけて来たのです。周囲は車の往来が激しい場所だった為、私はすぐにそのオスのリードを掴みました。幸いにもアンブロシアさんに興味津々だったので、そのまま立っている事は容易だったので、飼い主さんをそのまま待ちました。しばらく後、慌てた表情の飼い主さんが現れ、腹立たしそうにこう言うのです。

「そのイヌ生理中なんじゃないの?」と。

当時はメスのアンブロシアさんしか飼っていなかった私としては、生理中でもないのに度々こうした事を言われる機会が何故か多くて(結局アンブロシアさんが先に述べた様にモテるタイプだと後々に判明しましたが)、終いにオスのイヌを飼っている方との接触を故意に避ける程になって行ったものです(苦笑)。そちらも去勢をしていないにも係らず、生理中でもない避妊をしていないアンブロシアさんとその飼い主の私にばかり責任転嫁をしているその態度に腹を立ててしまったからでした。

何かオカシクない???と思っていた当時ですが、オスもメスも両方とも居る今は、それは互いに責任がある問題だと強く感じる様になりました。特に理由が無いのであれば、互いが避妊・去勢をしているだけで避けられるトラブルなのですから。そう、メスを追いかけて公園から道路に飛び出せば交通事故にだって遭遇する危険性があるのです。またドッグランに行く場合も、イヌと泊まれる宿に行く場合にも、避妊・去勢をしていると、していないでは気楽さがかなり異なってくるものでもあります。

さて、実はもう一つ、今はまだドッグ・ホームの『X-ファイル』入り候補・未解決の「恋のお話」がこのドッグ・ホームにはあるのです。その未解決問題とは?

未去勢であるアルキメデスの「恋のお話」です。皆さんは「イヌを飼う場合に、人間のお嬢さん(特に思春期前後)の居る家ではオスよりもメスの方がいいよ。」というお話を耳にした事はありますか?それは、その女の子が初潮を迎えた頃に(むろんその後も)、オス犬が興奮してしまう可能性があるという事。具体的に表現するならば、オス犬がその女の子の生理中にマウントをしようとするという事です。それによってその女の子が情緒的に傷付くから・・・というのが最大の理由でしょうが、私は今その話を、異なる視点からも見ています。それは、我が家で生まれ育ったアルキメデ