ブラック・トライ・ミックス~まろ君~里親さん募集中♪
『しっぽのある天使たち』のサイトさんで、ブラック・トライ・ミックスのまろ君の里親さんを募集しております。
保護主さんは、上記サイトの管理人さんです。6月25日に保護されました。まだ若い男の子で、体重は9.5kgとの事です。
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本日、ジャック・ラッセル・テリアのトイ君がアクアライン経由の片道切符を手に、トライアルに出発をした♪
お見合い(面会)の日には、トイ君が興奮して暴れる様をしっかり見て頂いたのだが、そんなトイ君の全てを受け止める・・・という決意をして下さった里親さんに託す事にした。
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トイ・プードル君のトライアルが終了した本日。
元の飼い主さんと無念の離別をし、ドッグ・ホームに入園したトイ・プードル君だったが、あれよあれよという間に、この子にとっては正にピッタリの家族に迎え入れられる事になったのは、1ヶ月程前の事。
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あの繊細で、怖がりな黒柴ミックスのサクラちゃんがトライアルに出発をして、早1ヶ月が経過した。そろそろ里親さんに、存続意思・生涯飼育意志の確認の連絡を入れようと思っていた矢先に、サクラちゃんの里親さんからの連絡が入った。
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注: 卒園というカテゴリーに分類をしているが、実際にはチワワ君はドッグ・ホームで警察署より委託でお預かりしている最中である為、仮の卒園という事を念頭にご拝読をお願い致します。
チワワ君を預かって下さるという家族・・・、いわゆる私の友人がドッグ・ホームまでチワワ君を迎えに来てくれた。本来ドッグ・ホームの里親募集では、実際のご自宅や飼育環境を確認する為に、必ず私自身が新しい家庭に送り届ける事になっているのだが、何度かお邪魔している家であり、見知っている家族である事、また保護したばかりのイヌ達が居て大変だろうという友人の好意に甘えさせて貰ったのだった。
チワワ君を迎えに来てくれた友人は、先の記事でも述べた様にトイ・サイズは私よりも遥かに熟知しており、先代のイヌも含め飼育経験も長い。その友人のチワワ君の見解を聞く事ができるのは、私の何よりの楽しみだった。
友人はチワワ君をサークル越しにそっと観察しようとしたが、チワワ君は怯える様にサークルの隅に逃げて行く。私が近づいてサークルに手を入れてみると、ニオイを察して私の手には来るのだが、そう言えば私がチワワ君を保護して連れ帰った当初数日も、そういう態度を取っていた様な記憶はまだ新しい。
もしかすると、女性が苦手???過去、人間の女性にトラウマを持ってしまったのだろうか?
いずれにしても、友人を良く見知っているアンブロシアさんを筆頭に、アルキメデスや、一度しか会った事のないジャックまでもが、「いらっしゃい!いらっしゃい♪ようこそ♪お腹でもなでる???」と、ドタバタと興奮気味でもある為、全員が落ちつくまでの間、友人はチワワ君を無理に触ろうとはせず、時を待った。
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2001年8月28日、千葉県某所の山中にて保護。
2005年8月27日、トライアル開始にて、『アクアライン経由幸福行き片道切符』切る。
2005年9月27日、本日無事にトライアル期間を経て、里親さんの『家族』の一員となった。
・・・アンブロシア・ドッグ・ホーム、保護イヌNo,1だった、エンデュミオン君(オーストラリアン・シェパード♂7歳)。
それ以前にも私自身は、イヌやネコを拾った回数はカウント不能な程、実は多数あり、巣から落ちたツバメの保護を試みた事があったり(巣に戻そうとしたら親鳥に突かれた・・・苦笑)、何処かから飛んで来たセキセイインコを保護した事もある(お陰で当時、セキセイインコ10数羽の多頭飼育・・・爆)。家族からは当初、「物好きだねぇ~!」と言われ、いつしか「いい加減にしろっ!」のブーイングの嵐が来ていたと思う(←当人はあまり外野の小言を覚えていない・・・笑)。
しかし、そんないい加減で、無責任に等しい保護を行っていた私が、エンデュミオンに出逢った事を期に、大きく変化をしたのである。
エンデュミオンの存在は、「保護活動」というものが半端な気持ちではやれない事なのだと、改めて私に教えてくれたのだ。あの時には気付かなかったが、これがやはり私のアンブロシア・ドッグ・ホームの保護活動のスタートだったのだと、エンデュミオン君が良縁に恵まれ、無事にトライアルを終了した今では本当に、つくづく、そう思う。
保護活動と一言で言っても、イメージが伝わり難いもの。また、私の活動だけを語ってみても、いかにも四苦八苦で未だ効率は向上化されておらず、経験が不足している為、ここは世間で保護活動という活動をするグループの中でも大先輩でもある(と私は思う!)YDR(ヨコハマ・ドッグ・レスキュー)の北浦代表さんのブログの中にある、『救助方法(一般向き)』の記事が連ねてあるページへリンクをしておきますので、興味のある方や、切実に保護活動をしようと検討している方は、こちらのまとまっている文章をご参考にして下さい。
エンデュミオンに良縁が舞い込んで来たあの日、里親さんを希望して下さる家族は、私がエンデュミオン君にはこういう家族が・・・と願っていたイメージ通りの方だった。メールでやり取りをしている段階でも、実際にお会いした段階でも、不思議なほどに私の方に微塵の不安も無かったのである。もちろん、当のエンデュミオンとも相性が良い様子で、何もいう事は無い。
トライアル開始日までの間、2度に渡ってアクアラインを往復しては、エンデュミオンとのトライアルに備えて面会を重ねて下さったお陰で、トライアル当日、里親さんの家にエンデュミオンを残して帰宅する事にも不安が無かった程である。
しかし、エンデュミオンがトライアルに出た後、里親さんとのトライアル開始とは全く別の問題で、実は今日まで記す事の出来なかった『心配事』が存在したのだった。これは誰のせいでも無く、私自身の責任・管理能力の問題である。
それはエンデュミオンの卒園後の、アンブロシアさん(ラブラドール・レトリーバー♀10歳=当シェルターの園長さん)と、ルナ、アルキメデス親子(ミニチュア・シュナウザーの親子=当シェルターの園長補佐)たちの反応の事である。
エンデュミオン君は保護から丁度4年間、彼らと共に暮らしてきたメンバーであり、かつ私は保護から今日に至る間「手放さない」つもりでいたからである。その私の気持ちは、全員が読み取っていた事であろうから、急な今更の予想外な展開に対し、残された彼らがどの様な反応を示すのか?を懸念していたのだ。
そして案の定、10歳のアンブロシアさんには堪えた様である。4年の間、特別ベタベタする程エンデュミオン君と仲良かった訳でも無いが、いつも一緒に居て当たり前=当然だと思っていたエンデュミオンの存在がこのドッグ・ホームから居なくなった事により、彼女は不安を露にして見せたのである。
シニア犬=老犬になりつつある犬は、ちょっとした環境の変化がある度に、不安になり、挙動不審な行動をして見せる事がある。誰も彼女に触っていないのに、ぐっすり寝ていたアンブロシアさんは何かに驚いた様にして飛び起きる・・・という行動だ。これは、私自身が彼女を6歳頃から「シニア犬」として扱い始めた頃から見受けられる様になった行動。しかしその後、本当の所は「シニア犬」だけど、いつも『現役』として扱う事の方が、フケ込みも少なく、自立心旺盛なまま生き生きと元気&達者で居られる事に気付いた頃からは、ちょっとだけこっそり若者ワンコよりもハンデを付けつつも、『いつも現役』として扱う事を心がけたお陰で、6~7歳の頃に見せた老化現象も薄らぎ、ゆっくりのんびりの正常な老化をしつつ、今に至っていたのである。
確かに6~7歳の当時以降も、引越しをし、新しい家に住んだ時・・・といった具合に、環境に少しの変化があった際にも、この「ビックリ症候群(AMB MAM造語)」の様な態度をして見せたが、新しい家に慣れると共にそれは薄らぎ、今では見せなくなったものである。時折、彼女自身の勘違いによる「ビックリ症候群」が現れる事もあるが、むしろ私が『老化現象』として心配する態度を取るほど彼女も若者ワンコの手前、プライドが傷付き、不安に陥ると考えた末、「んっ?何もないよぉ~?」と、平常心で声を掛け安心させる様に勤めていた。
その「ビックリ症候群」は、やはり予測していた通りにエンデュミオン君がトライアルに出発した日からまた再発(?)したのである。しかし1週間ほど続いたそれも、いつしか減少し、トライアルが終了した今ではようやく全く見せなくなっている。
お行儀良く、当シェルターの中間管理職(?)として後輩達にお手本を示し、保護イヌ達のよきお手本となってくれたエンデュミオン君。
先のYDRの北浦代表さんのブログを読んで頂ければご理解は頂けると思うのだが、保護活動が大変な事であり、かつ責任も重大で、安易な気持ちで首を突っ込む事では無く、やるならトコトンやるべきなのだ!と思っていただけに、4年前のエンデュミオンの保護当時に、私は保護活動を存続しようとはけして思っていなかったいや、思えなかったのである。エンデュミオン君1頭だけでいい・・・と、そう思っていたのだ。
むろん、それでも良かったのだと思う。元々飼っていたイヌ達に、たまたま保護したエンデュミオン君が加わって、当初私がそう思っていた様に、「キミもウチの子!」として生涯飼育をするだけでも、十分だったのだと思う。いわゆる、『里親さん』という立場とほとんど変わらない心構えだという事。
だが、今の家に引越して以来、遺棄されるイヌ達の境遇を「見て見ぬフリ」の出来ぬ状況に遭遇する機会が増えてしまったのも、目の前の事実だった。
山の中で置き去りにされていた、アカネちゃん(ブリタニー・スパニエル♀当時推定年齢8歳くらい)と、同じく山の中に置き去りにされていた、サクラちゃん(黒柴MIX♀現在生後半年くらい)。
少なくとも、半年に1回の頻度で、山の中に遺棄されているイヌとたまたま、偶然、遭遇した・・・という事実。
そして、彼らが『幸福行き片道切符』を持っているのだという事を教えてくれたのは、アンブロシア・ドッグ・ホーム卒園生の第一号でもあるアカネちゃんだったのである。
きっと私は彼らと偶然の様に、必然と出逢うべくして出会うのだから、ならばその私が里親さんとの橋渡しをする役をかって出れば、彼ら遺棄されたイヌ達も、本当の幸せに出会うチャンスを得る事が出来るのだ・・・と、必然と私のすべき事が見えてくるという事だった。
アカネさんは卒園生の第一号だった為、里親さんには私の手際の悪さで不便を掛けた事と思う(汗)。しかし、モタモタしている手際の悪い私に寛大にお付き合い下さったお陰で、私はかなりの事を学ぶキッカケを得る事になった。それもこれも、やはりアカネさんの存在無くしては在り得なかった事である。
卒園生の第二号となったエンデュミオン君も同様である。相変わらず手際も段取りも悪いままの私に寛大なお心で接して下さったお陰で、また一つ学ぶキッカケを得た私。これも、やはりエンデュミオン君の存在のお陰である。
きっと私はこれからも保護したイヌやネコ達に、学びの機会を与えられ続けるのだろう。「ったく、しょーがね~な~!」と、彼らもまた寛大な気持ちで(笑)。
保護イヌ達の存在も、ルナちんのお子チャマ達の存在と全く同等で、各々の里親さん達の存在も、私にとっては『生涯の宝』であり、私の大切な『家宝』なのである。
明確にそれらを教えてくれたのは、エンデュミオン君の存在に出逢った事だろう。
4年前の、
あの夏の夕暮れ、
ピーナツ畑の片隅で
不安と孤独と空腹と戦いつつも、
孤高を保ち、
我を失わず、
悠然と佇んでいたエンデュミオン。
良く頑張ったね。
一緒に遺棄された
女の子のオウジーの消息は掴めなかったけれど、
一人になっても本当に、
良く頑張ったね。
あの夏は水不足で、
キミが居た山も、
カラカラに乾燥していたんだよね。
良く耐えたよ。
偉かったよ!
凄かったよ!
そして、
このドッグ・ホームで良く頑張ったね。
偉かったよ!
素晴らしかったよ!
お疲れさま!
たいへん良くできました!の、
花マルのハンコをい~っぱい押してあげるよ!
本当にお疲れさま。
どうぞこれからは、
普通のおウチで、
普通のワンコとして、
普通の幸せを、
一杯、い~っぱい、堪能するんだよ!
もう、何も、
心配は要らないんだからね!
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「今夜からは食器が一つ減るんだなぁ・・・」
と思いつつ、何時もと何一つ変わらぬ内容のドライフードと数種類のサプリメントをそれぞれの食器に入れていく。アカネさんのここでの最後の食事になるかもしれないけれど、だからといって特別なことはしない。何時もと変わらぬ調子でイヌ達に食器を与えていく。
食後のトイレが庭で終わると、風と空気を満喫したい子は日向ぼっこをし、室内に戻りたい子はリビングに戻って朝寝をする。お腹が落ち着き、二度目のトイレをした頃にアカネさんのオメカシの為の支度を始めた。
週末にもお風呂に入ったばかりなので、さほど時間を要する事もなく耳洗浄とシャンプーとリンスが終わる。丁寧に水気を拭き取ってからドライヤーで丁寧に乾かした。四肢のツメを確認し、もう少し短めに切り込んでおく。足先の飾り毛をカットして整え、耳の付け根に黄色いリボンを付けた。以外にも嫌がることなく、大人しくリボンを付けたままでいてくれる。このまま里親さんの家にたどり着くまで保てそうかな。
洗って消毒したバリケンネルと、昨夜用意した『お嫁入り道具』のセットを車の荷台に詰め込み、イヌ達を全員乗せていよいよ出発。リーダー・アンブロシアさんは今日のドライブの目的を察している様子。ルナちんのお子チャマ達のお嫁入り&お婿入りの日も、ママは同じ事をしていたんだもんね。
全てを把握しているリーダーのお陰で、何処かに行って遊ぶ為のドライブではないのだという風で全員常時落ち着いた態度だ。もしかしたら、今日からの新たな半生を「当然ですわ♪」とばかりに受け入れ、姿勢良く真っ直ぐな目線を保って落ち着いて座っているアカネさんの気持ちを応援し察しているのかな?
予測していたよりも順調に車を走らせる事ができ、予定時刻よりも20分ほどだったか送れて里親さん宅へと到着する。荷物が多い為、里親さんに車の所まで迎えに来て頂き、アカネさんを連れてご自宅内に荷物を運び込み、ご挨拶もそこそこにすぐにバリケンネルを設置して、アカネさんに「ハウス」をさせる。「言われなくとも、これはワタクシのハウスですわ!」と、平然と入っていく(笑)。
今日までに二度ほど里親さんがアカネさんに面会に来て下さっていたお陰で、アカネはちっとも不安がる事はなく、むしろ自ら里親さんに撫でてもらいに寄って行くほど。初めて来た家であるという疑問も不安もほとんど全くと言って良い程に感じさせない堂々たる態度だ。
アカネさんの呼吸が落ち着いた頃から、先ずはお嫁入り道具の説明を始める。フードとサプリメントを1回の食事で与える量についての説明をする。また動物病院での診察の履歴等の詳細は一覧にして後日送付するお約束を伝える。アカネさんは高齢であるという事と、先天性股関節形成不全であるという理由から、今後の健康管理の上で特に重要な要素があるからだ。この場にリストを作成して持参すれば良かったのだが、「リストにしよう!」と思いついたのが何せ昨夜の事だった為、後日とさせて頂いた(苦笑)。しかしレントゲン撮影はしてあるので、レントゲンのフィルム2枚はファイルでお渡しする。里親さんには予め先天性股関節形成不全である旨についてのご説明はしてある為、話は早い。
そして今日からのトライアル期間の過ごし方についてのご説明をさせて頂く。
〔・・・・・今日までにも細かな事については既にお話をさせて頂いたのだが、今回はアンブロシア・ドッグ・ホーム(保護イヌの私設シェルターを意味する活動に付けた名称)からアカネさんが里親さんの元へと巣立つ第一号でもある為、先の診療履歴のリストといった様に後手後手になっている事柄が多く、アカネさんの里親さんにはその旨をご説明した上で、むしろ私の今後の活動方針や活動内容の詳細の足場固め的な事を改めて実体験しつつ確固たるものにする為の試行錯誤にお付き合い頂く形をご了承頂いている。アカネさんの里親さん、ありがとうございます!・・・・〕
そんな訳で今更というか、ようやく考えのまとまった説明とは以下の様な内容である(苦笑)。
《 トライアル期間の過ごし方と補足説明 》
☆ トライアル期間がこれから一ヶ月間始まりますが、本日より「お預かりしている子」としてではなく、「我が家の家族の一員」という気持ちで接して下さい。イヌは接するヒトの感情を読み取るので、単なる「お泊り」だと察してしまうと馴染むのに時間を要する場合があります。短い期間で「家族の一員」であると思わせる為にも「今日からうちの子」として接する方が理想的です。
☆ 保護から今日までの間で十分に心の傷は癒されています。今日からは「可哀想な子」に接する態度は無用です。普通のワンコに接する態度で接して下さい。保護イヌでは無い先住犬が居る場合には、先住犬と同じ扱いをすれば良いという意味です。保護したイヌだからといって特別な接し方は既に無意味です。けして甘やかしたり過保護にしたりしない事。トラウマによる反応と思われる態度が垣間見られたとしても「もう何も心配は要らない。誰もあなたをイジメたり、捨てたりはしないんだよ。」という態度で接する。厳しくする必要も無いが、毅然とした態度で接する事。
☆ 食事は一日2回、バリケンネルの中で与える事。2回の食事の間隔は6時間程度開けば与えられる。カロリーゼロのもの以外、与えたトリーツやおやつといったもののカロリーは考慮して食事の量はそれに合わせて増減する。またベスト体重を維持する際にも、食事量は加減する。
☆ ウンチは「食べたら出る」までに体質改善されているので、食後はタイミングをみてトイレをさせる。1回の食事で1~2回に分けて排便します。オシッコも食後、就寝前、起床後に大量にするのでタイミングをみてさせる事。それ以外にも時折させるタイミングを取ること。
☆ ヒトの就寝時や、家に居ても目を離す場合、及び来客時にはバリケンネルで「ハウス」させる事。ヒトの外出時も同様。住環境が変化した事等によって不安がみられる可能性がある為、慣れているバリケンネルの中で留守番をさせた方が安心感が異なる為。慣れた頃や互いを理解し合い始めてきたら様子をみつつ徐々に変化を付けて良い。
☆ イヌの出来るコマンド(オスワリ、お手、お代り、ちょうだい、フセ、マテ・・・など)の実演。
以上の話しにお付き合い頂き、里親さんとしばし団らんを続ける。事前に公言していた「保証金の3万円(里親を断念される際には全額返金)」を里親さんからお預かりした辺りで、ドアの開け放してあるバリケンネルから自ら出てきてアカネさんは家の中を探検したり、里親さんに「撫でる?」と親しそうに交流を取っている。かなり落ち着きある様子だったので、「大した事ではない」とアカネに察してもらう為にも、丁寧な挨拶を交わす事もせず、アカネさんには「マテね」と言い、背を向けたまま玄関から外に出る。
「きっとアカネは大丈夫・・・。自分から家族になろうとするはずだ。がんばれ!!!」
そう心でエールを送りながら車に乗り込んだ。不思議と「寂しい」という気持ちは湧かない。ルナのお子チャマ達を各家庭に送り届けた時も、寂しいとは思わなかった。むしろその時といい、今日といい、いずれもイヌ達の明るいこれからの未来を思い描くだけだ。その漠然とした予想図は祈りの言葉を生み出す。祈りと言っても神頼みの祈りではなく「Good luck!」を意味する祈りだ。目には見えないはずの『幸福』が、イヌの姿をして一つの家庭に送り届けられる・・・。その配達人の役をこうして私がしているというだけだ。私に保護された日から、彼らは自らリハビリに臨み、また新たな犬生(人生)を歩もうとし、自ら新たな家族を見つけ出す事ができる。そして彼らは「あのお家に連れてって!」と私に頼む。
アカネがトライアルを開始した今日、保護をし、配達人の務めを果たした私も、里親さん宅でのアカネさんの様子を見て改めて彼らイヌ達の凄さを教えられる事となった。あの堂々たる姿。微塵にも不安を感じさせない態度。自身に満ちたアカネさん。保護当時の惨めだったあの姿を自ら完全に脱ぎ捨て、新たな家族の元で輝いた表情でいるあの姿は、正に『門出』にふさわしい勇姿であった。
ただ、ただ私は嬉しい。アカネさんを受け入れるべくあれこれと思考を巡らせ、事前に調べたり、様々に工夫を凝らして下さった里親さんにも感謝の気持ちで一杯である。とても、とても嬉しい。そしてアカネさんの『門出』の勇姿を見る事が出来た事もとても嬉しい。
いつ里親さんと巡り会い、相思相愛になって旅立つか?という先の判らないままに続けてきているアンブロシア・ドッグ・ホームも、まだ組織化はしておらず、多々改善の必要性という課題は残っているが、主旨、概要はこれで良いのだという事を、アカネさんの今日のあの勇姿を目にして改めて実感する事ができたのだ。そして今後の励みともなったのである。何よりも嬉しい事だった。
私はけして忘れてはならないのだ。今日の晴れやかなアカネさんの門出という日を・・・。
(注) アンブロシア・ドッグ・ホーム=私のイヌの保護活動では欧米のシェルター等の活動を参考にした上でイヌの保護および健康管理、心身のリハビリ、トレーニング、里親募集といった事を現在個人で行っている。里親の希望者さんには決断前にまず面会をして頂き、一端帰宅後以降にご返答を頂く様にしている。実際に家族の一員として迎え入れて頂く際にはトライアルとして当初一ヶ月間の試し期間という猶予期間も設けている。存続意思がなければ戻して頂くがその際には保証金としてトライアル開始時に預からせて頂く3万円は全額返金するシステム。またトライアル後も存続して飼育を続けている間にやむを得ず手放さざるをえない状況が起きた場合にもこちらにイヌを戻して頂く事をお願いしている。
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朝からプレイルームは何時もにも増してニギヤカな我が家。
他のイヌと遊びたくても、どうやって遊べば良いのかが判らずに躊躇していた黒ラブ君が、徐々に皆のプロレスごっこに参戦しようとして、彼らの周囲をウロウロする様になってきたのがキッカケだったらしい。
もともと誰かと遊びたくてプロレスがしたくて仕方のないジャックが黒ラブ君のその行動を見逃さなかったのである。近寄ってきた黒ラブ君に対して、
「おい、遊ぼうぜぃ!」
っとばかりに、いきなり顔面パンチの連打。ちょっと面食らって逃げ腰の黒ラブ君を追いかけては、嬉しそうな表情でパンチを繰り返すジャック。なかなかプロレスまでには発展しないのだが、少しずつ黒ラブ君も理解をしたらしい。
まだ上手にプロレスごっこは出来ないけれども、逃げ腰でも無くなっていく。ジャックも遊びに誘う事が上手になった様子である(笑)。アンブロシア姐さんに一から手ほどきを受けてきたんだもんね。毎日毎日トレーニングを重ねて・・・(爆)。
今後の進展が楽しみだなぁ・・・と思っていた所で、警察署からの連絡が入る。飼い主が見つかったらしく、こちらの連絡先を教えたとの事だったが、数時間も前に電話で話したとの事。未だに私には連絡は来ていない事を伝えると、相手の連絡先を教えて下さった。
時は既に夕方になりつつあったが、こちらからの電話でようやく飼い主さん本人と連絡が付き、ご自宅までお届けする事にした。
飼い主さんは立腹されている様子。警察署で教わった私の携帯電話の番号に何度掛けても私が出なかったと言うのである。しかし私の携帯電話の本日の着信履歴は誰からの連絡もない。警察署で記述した私の連絡先の書かれた書類に再度目を通しても、数字は間違っていない。しかし連絡が取れなかったとの事で、黒ラブ君を保護し私に託した会社の方々に連絡を取って文句を言った様である???そんなに連絡が付かなかったのであれば、警察署に再度連絡をして下されば良いのに???と不思議に思った。警察署の方には、私の自宅の固定電話の電話番号も教えてあるのだから。
何はともあれ不思議な方・・・。実際にお会いして、黒ラブ君をしかとお返しした時には、更に「なんて不思議な方でしょう???」と思わざるをえなかった私である。
「捕まえたりしないで、そのまま放っておいてくれればコイツはいつも自分で家に帰ってくるんだよ。」
「いつもあの会社の裏の公園で放して走らせるんだけど、今は春先だからメスの匂いでも嗅いで、それで行っちゃったんだよ。」
などなど。皆さんはいかが思われるであろうか?動管法でも条例でも「イヌを放し飼いにしてならない。」とあるが、これを誤解した解釈で把握している方は多い。イヌの嫌いな方、苦手な方は何がなんでもクサリから外してはならないと思い込んでいたりする。しかし塀や柵等で囲まれた庭(イヌが自力で出られない状態。マズルや顔が外に出せない状態)であれば、敷地内で放して飼育する事はしても良いのである。また、禁じられていない公園等や、特にヒトに迷惑を掛けない場所であれば、トレーニングの為にリードを外す事はしても良いのである。ただしこの場合には、必ず扱えるヒトが付いている場合に限ってであるが。
この不思議な飼い主さんは、扱えていないのにも係らず、公園でリードを外して散歩をしているのだ。居なくなっても何日かすれば自力で戻ってきていたから。
呆れた話だが、有無も言わせずに目上の体格良い男性に説教する訳にも行かず、一先ずは少し同調しつつ黙って話を聞き出してみた。するとこの方はどんどん語るに落ちて行ったのである。
「いやぁ、ラブはさぁ、スゴイ力でしょ?だから散歩が大変なんだよ。うちはラブが3匹だからね。」
「そうですか?うちは全部で7匹のイヌが居るんですよ♪」
「じゃあ、散歩が大変だね。誰かと手分けして行くの?」
「いいえ、一人ですから大変です♪」
「そうだよね、何度も行かないといけないもんね。」
「いいえ?私一人で7匹全員一度に連れて散歩に行きますよ♪何度も行く方が手抜きになってしまいますし♪初めて来た子は最初だけ慣れるまでの間は大変ですけれど、すぐに慣れて上手に歩いてくれますから♪それに、庭でも遊べますし、室内でも専用の遊び部屋もありますし。時々海や山でしっかり遊ばせますし。それでも運動の不足がちになるピット・ブルが居ますので、バイクでの散歩にも行きますから♪」
「えっ???ピット・ブルって、アメリカン・ピット・ブル?闘犬の???」
ここでようやくこの男性、少々冷や汗をかきだした。
「噛み付かれたりしない?」
「最初は噛み癖がありましたので、私も血だらけ、傷だらけ、アザだらけで大変でしたけれど躾け直した今では別のイヌみたいにいい子です♪」
「そうなんだ、凄いねぇ。いやぁ、コイツはさ、二年前に二歳過ぎてから貰ったから、なかなかいう事きかなくてさ。前から居る2匹は子犬の頃から飼ったからそんな事はないんだけどね。」
「4歳なんですね。それじゃあまだまだしばらくの間はラブの男の子は元気一杯なんですよ。うちの7匹のうち、4匹は保護をしたイヌですから年齢が行ってからうちに来ていますけれど、じっくり教えて行けば大丈夫ですよ♪」
「なるほどね。全部外で飼ってるんでしょ?うちも仔犬の時には家の中だったけど、今はもう外で飼ってるんだよ。」
「いいえ、全員家の中です。どの子も元から居たイヌ達と平等に扱う様に心がけていますから。ですから黒ラブ君も家の中で過ごしてもらいました♪」
「・・・コイツ汚かったでしょう。ずっと風呂入れてないから。家の中で大丈夫でした?」
「はい。お風呂に入れさせていただきました。それに室内でもいい子にしていましたよ。」
「いやぁ・・・、本当に済みませんでした。ありがとうございました。良い方に預かってもらえて良かった。。。実は、扱いきれなくて今までに何度も保健所や警察署、一般のイヌ好きの方に保護されたんです。だからまた怒られると思って連絡が遅れたんです。狂犬病の鑑札札は折れて無くしちまうし。」
・・・と、ようやく真実を聞き出す事ができたのである。狂犬病登録の鑑札札が折れやすく、無くしやすい事を私も知っている。我が家でも幾つの札が折れて無くなった事か。
イヌが暴れたり噛んだりしなくても、あの札は意外と大型犬にとってはモロイものなのだ。ジャックなぞ、装着した数分後に観察札をカバーにごと全て粉々に噛み砕いたヤツである(爆)。首輪に付ける為のリング(?)なんてグンニャリと伸びきった状態で転がっていた。また、小型犬にとっては、逆に皮膚を傷つけそうな凶器にも思えるシロモノである。
毎年義務としてお金を払っているからには、もっと確実・安全なものに変更して頂きたいと思う。いや、マイクロチップのリーダー(読み取り機)を広範囲に配付した上で、マイクロチップに変更してくれても良いのだが(笑)。
ここ千葉県では千葉市のとある動物病院でようやくマイクロチップの装着が始まったらしい。たった一箇所の動物病院だそうだ。。。しかし、マイクロチップとやら、メーカーによってリーダーが異なるという難問がまだあるそうで、どのメーカーのチップでも読み取れるリーダーというものはかなり高価なものらしい。そのリーダーが普及しない限り、安価にならない限りは、やはりマイクロチップの義務化という道は遠いのであろうか。
安易に不要になったイヌを遺棄する繁殖家。利益の追求だけに囚われて安直にイヌを売るペットショップ。安易にイヌを買っては捨てる飼い主。避妊・去勢をしないままに野放しの飼育をする時代背景に合わせたモラルを理解していない飼い主。
そんな彼らの安直な行動をマイクロチップの義務化でかなり減らす事が可能なのではなかろうか?責任と義務を再認識をさせるには、マイクロチップの義務化で実現するのではないのだろうか。・・・そう日々願ってやまないこの頃である。
家に帰宅して目の輝きが薄れてしまった様に見える黒ラブ君。家の前で飼い主さんの姿を見ても、車から降りても特別喜ぶ素振りも見せなかった黒ラブ君に後ろ髪を引かれつつ、菓子折りを頂いて車を走らせた。頂いた菓子を食べる気になど私にはなれない。また黒ラブ君を「放っておいては危険だ」と好意で保護して下さった会社の方々の気持ちを思うと「放っておいてくれれば良かったのに!」という飼い主のコメントに腹も立つ(これについては飼い主にやんわりと反論しておいたが)。そのやり取りは黒ラブ君を捕獲した彼らには伝えられないが飼い主さんの元に帰った事だけは伝えようと、彼らの職場に立ち寄って飼い主さんに頂いた菓子折りをそっくりそのまま手渡した。黒ラブ君の家とその職場は、徒歩数分の距離である。何故黒ラブ君は家に帰ろうともせずにその会社に居座ってくつろいで遊んでいたのか?
確固たる証拠は無くとも、その彼の心理はわからなくもない。むしろ痛い程に私には伝わってきていた。たった6日間しか一緒に過ごせなかったが、私にとっては証拠十分である。
虚しさを背中に漂わせながら私は帰路に着いた。
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