シーズー♂入園
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(画像がなくて済みません)
本日夜、仔猫3兄弟が入園した。少し前から入園(保護)する予定だった仔猫達である。ぶんたさんが身柄を保護し、ドッグ・ホームまでやってきた。ケージへ移そうと手を差し伸べると、引っ掻き噛み付こうとする仔猫達。野山に捨てられていた仔猫でも、これほどでは無い。
大抵は、最初、怯え、引っ掻き噛み付くのは当たり前だが、手の温もりに触れると、途端に平気で甘えてきたりする。
午前3時、アンブロシア・ドッグ・ホームを出発し、ぶんたさんを Pick up。目指す先は、岩手県にある 『ドッグスタジアムジャパン』 。目的は、イヌ達の引き取りだ。仮眠を取って出発する予定が、案の定、寝ないままの出発となる(苦笑)。
本日午後、スピッツ(♂)の幼犬が入園。引き取り保護である。この子の経緯はあまり詳しくお話出来ないが、以前保護したトイ・プードル君の時の様に、内容は異なれど、珍しく説教の出来ない状況の為、この場では省略させて頂きます。
七夕の本日、ハニー・ミックス犬のハニーちゃん入園。
「ハニー」という呼名は、以前このブログでイヌの呼名を公募した事があり、その際にうちの子はハニーですが、シュガーという呼名はいかがでしょうか?というコメントを頂いた事がありました。他にはシャンティ、トワ・・・といった素敵な呼名もありますが、今回のこの子に「ハニー」がピンッときたので、早速ご協力頂いたネタとはピントがずれますが(苦笑)使わせて頂きました。。。
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本日午後、飼育放棄による引取りで、ケアン・テリアの男の子(画像ページにリンクしています)がドッグ・ホームに入園、そして里親募集を開始致しました。
詳細は追ってこの記事に追記します。今しばらくお待ち下さいませ。
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ミニチュア・ダックスのランちゃん(♀)が先月5月17日にドッグ・ホームにやって来た。
ランちゃんはボランティア(KH)さんの御宅で一時預かりされていた子である。
今のランちゃんの姿や様子を見た方は、保護された時のランちゃんの様子が想像を絶する事実に必ず驚かれる。今のランちゃんを前にして、その当時の様子が想像出来ない程にリハビリが終わり、躾け直しが完成しているからだ。
保護されるまでの経緯あらすじを以下に連ねます・・・。
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<前書き> ・・・ 下記の呼名は、引渡しの後、アンブロシア・ドッグ・ホームで命名した呼名(サラスヴァティ、プルシャの意)であり、元の家での呼名は不明です。引渡しの際に家人に教えられる事も無く、また私達も 聞きたい&知りたいとも思わなかったからです。
ミニチュア・シュナウザーの男の子を、個人繁殖家の飼育放棄から保護した。一緒に飼育されていた女の子の方は、ドッグ・ホームの協力者さんの家庭で保護。
そしてこちらの男の子は、ドッグ・ホームに入園である。
安房犬猫の会の関係者の方数名で直接その家を訪れた。自作の犬舎に入れられていた2匹は、繁殖家からカップルで(セットで)入手したと思われる。
過去6年間に渡り、彼ら2匹で通算3回の交配&出産に成功し、生まれた仔犬は1匹を残して全て先の繁殖家(この2匹を購入した先)に引渡し、当人は大した労力も費用も掛けず、子イヌ達をお金に変えていたとの事。
しかしこの2匹が子供を作らなくなった為、「要らない」という結論に到ったらしく、彼らイヌ達にとっては運良くも安房犬猫の会に情報が入り、こうして引渡しが行われる事になったのだった。
ミニチュア・シュナウザーという犬種だった為、同じ犬種を飼育していた私にもレスキューの情報が流れ込んで来た今回。
私自身、実際に飼育されていた現場を見て、糞の積もっている犬舎、尿だらけのスノコ床、置きっぱなしの食事と食器、散歩はほとんど無いのに2匹には狭いスペース、前回は何時トリミングをしたのか判別不能な被毛状態に呆れ果てた。
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本日午後、ドッグ・ホームの向かいの空き地から遠吠えが聞こえた。この近所のイヌの鳴き声ではない為、不思議に思いカーテンを開けてみると、ポインターらしきイヌの姿が目に入った。
電話とカメラを手に握り締め、イヌの傍まで駆け寄ってみると、その空き地にあったロープを首に巻かれている事が判る。
ポインター種の女の子だった。
即座に私は「とうとう、ヤラレタか!?」と感じる。ドッグ・ホームとしてやっているからには、いつかはうちの前にイヌを繋いで置き去りにされるかもしれない・・・、そう日頃から思っていたからだった。
その場で警察に連絡を入れ、警察官が来るのを待ちながら、その子の写真を撮り続けていると、近所の年配女性が農作業の帰りに通り掛ってこう言った。
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本日午後にドッグ・ホームの向かいの空き地で保護をしたポインターの女の子の一件で、警察署に保護されているというチワワも、当ドッグ・ホームで身柄を保護する事にした。
全て私の一存ではあるが、飼い主が現れないから・・・と、安直に保健所に送り込まれる事を阻止する為である。
ポインターの女の子の書類を受け取った後、すぐさまバリケンネルを車に放り込み、富津警察署に急いだ。
会計課は午後5時に締まってしまうのだが、担当者は待っていてくれ、私が到着した途端、すぐにチワワを保管している場所に案内してくれた。
「私、実は、イヌが苦手でねぇ・・・。触る事もできないから、性別も判らないのよ。見てもらえますか?」
会計課は、遺失物を扱う部署でもある為、イヌやネコの迷子なども扱っている担当部署なのだが、どんな地域に移動をしても、イヌやネコを全くもって扱わない署など無いハズである。
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外が薄暗くなり始めた頃、ドッグ・ホームの敷地のジャリの音がした。何やら派手に車が入ってきたらしい音である。
すぐにドア・チャイムが鳴り、ドアの前には体格の良い中年男性が二人立っている。
「このイヌです。宜しくお願いします。」
と、私よりも遥かに体格の良い男性が引きずられながらその大きな白い犬のリードを、細っこい私の手に手渡した。
本来ならば、輝く様で、白くフカフカな被毛。今にも抱きつきたくなる様な温厚そうな表情を讃えるイヌであるグレート・ピレニーズ。
ところが私の目の前に居るのは、風呂にも入った事の無い、茶色く、毛玉だらけでボコボコでイビツな形をした外観になっている、とにかく臭くて汚い、みすぼらしいワンコだった。どこをどうしたら、これほどの姿になれるのだろうか?犬種図鑑の写真を見た後では、どんなヒトでも本当にこのイヌが「飼い犬」だったのか?と疑いたくなる程の差である。
そのでっかいイヌは私に尾を振る。笑顔を見せて、いきなり正面から飛び付いてきた。
雨の降る今日は、庭の整備とウンチ拾いで濡れたので、つい先ほど着替えたばかりの私。臭くて汚くて泥だらけのそのイヌは、度々飛び付こうとしては、私の白い洋服を泥だらけにする。
・・・・・・・・・・止むえをえん!!!服は洗えば済む事だ。ならば、今、ヤルしかないっ!!!
そう思い、次にその泥だらけで汚いイヌが飛び付いてきた瞬間、私は大の男の前で、その大きなイヌを羽交い絞めにし、そのイヌが抵抗を辞めるまでの間、構わず雨の降る庭で転げまわり、組み伏せた。
本来の性質が温厚な犬種である為、数分で抵抗せず、大人しくなったそのイヌ。今までも何らかの形で自分よりも人間の方が強いのだという学習はしている様子である(例えば虐待を含めての意味)。これを学んだ経験の無い子(いつも自分が気に入らない時に威嚇をするだけで人間が驚いてくれたという学習の意)は、保護イヌNo,8の、リマ君(ホワイト・ミックス)の様に、いつまでも私の躾けに対して無駄な抵抗や、反撃をするのである。
なるほど、ビジョン(映像)が見えてきた。この子の今までの犬生(人生)が・・・。
気付けば、そのイヌを連れて来た、体格の良い飼い主とその連れは、血統証を置いてアタフタと逃げる様に帰ってしまっている。
庭に入れようとすると、当然の如く、そのイヌは抵抗をする。重たい彼の抵抗する身体を引きずりながら、なんとか裏庭=イヌ達専用の囲いのある庭に入れたが、これまた当然の如く、庭に繋がれていたリマ君が「ナンだよ、お前っ!!!」と食って掛かろうとした。
部外者(?)の進入、いわゆるドッグ・ホームに新入りが来たのを初めて目の当たりにしたリマ君。そのリマ君と少し距離を開けて、そのピレニーズを係留する。
室内に一端戻り、コーティングされたワイヤーと金具、レンチを持ってピレニーズの元へ戻る。
この子の体重(推定体重45~50kg)であれば、庭に既に組んである鉄パイプの中でも、最も強度のある場所に係留しなくてはならない。そこに単体でクランプをしっかり固定し、ワイヤーを付け、ピレニーズの動ける範囲を確認し、微調整を終え、咳き込みながら私は室内に戻った。
先週末から風邪をひいていたのだが、むなしくも市販薬も効果が無いまま、安静にして治っているヒマも無く、とうとう動物病院では無く、2年ぶりに人間の病院に行って薬を貰ったのはつい先ほどの事。救急車で運ばれる状態でも無い限り(独りでやっているドッグ・ホームなだけに、本当にそうなっても困るのだが・・・)、私自身の病院代は保護イヌ達の為に徹底してケチろう!という意思で居る為、肺炎一歩手前で、こじらせ掛かっている今回は流石にシブシブと自分の病院へ行ったのだった。
何故なら、このピレニーズの話は数日前から来ており、その話の後はナシのつぶてだった為、入園するのか?しないのか?が明確では無かったのだが、本当に入園した場合には、しばらくの間、経費も掛かるが自分の気力と体力も集中して必要になる可能性があったからである。
改めて係留し直して、ピレニーズを見る。
血統証によると、このグレート・ピレニーズの男の子は、今年で9歳。超大型犬の9歳といえば、老齢=高齢であり、もう「安心できる我が家でまった~りと寿命をまっとうする」時期である。
彼の犬生をまっとうする場所は、このドッグ・ホームなのか?それとも、素敵な里親さんが名乗りを上げてくれるのか???ドッグ・ホームで寿命をまっとうしても、私は全然構わないけれど、それならそれで精一杯の事は無論するけれど・・・・・。でも、それではあまりに切ないでは無いか。。。素敵な里親さんと、最期を暮らして欲しい。人間がそんなヤツばかりなのだという犬生で幕を閉じるなんて、あんまりである。
このピレニーズは、つい先月辺りまで最初の飼い主に飼育されていた子である。その飼い主が9歳になる今まで飼育してきたのだが、当人が高齢になった事や、家を建て替える事などが理由という事で、このピレニーズを知り合いに譲渡してしまったのである。自己所有の敷地で立て替えるのだから、イヌを存続して飼えないなんて、在り得ない。
私が言い換えるなら「大きさに持て余して、要らなくなっただけ。」という事か。
そしてその知り合いとやらは、ココに連れて来た、体格の良い男性だった。この男性は、血統証のあるイヌで、立派らしいから貰ったけれど、デカ過ぎて散歩もままならず、庭に繋いでおけば吠えっぱなしで困った挙句、しかし貰った手前どうにもできず、保健所に連れて行く事を検討の範囲に入れていたらしい。
こちらも私が言い換えるなら「いいイヌ(=血統証付き)を、タダで貰ったから、メシだけやっていれば飼えるだろう。」という安直な気持ちで安請け合いをしたという事か。
そして、保健所という最終手段を耳にした、先ほどの連れの方の男性がこのドッグ・ホームの事を紹介したのだとか。。。
先の彼ら二人の話である。私は真実は知らない。しかし、彼らはもっと知らない事がある。それは、イヌが自ら今までの犬生を私に教えてくれるという事を・・・。だから、私は彼らの言い訳がましい『作り話』に耳を貸すよりも、このイヌ自身からゆっくりと昔話を体言して貰った方が、よりリアルで正確に様々な事を知る事が出来るのだ。
係留した後、大きなステンレス製のバケツに水を入れ、ピレニーズの傍に置いた。その時、笑顔を私に投げかける彼の頭を「イイコだねぇ~」と撫でようとしたら、彼はとっさに頭を振って、私の『撫でるための手』をかわしたのである。これは問答無用で、『殴られた事』があるという事。ちなみに、先ほどこの子と私は取っ組み合いみたいな事はしたが、けして殴ってはいないのである。
その後、敷きジャリ石をならす為に、フォーク(土農工具)を手に、リマ君が穴を掘った箇所の地ならしをしようとした途端、またもや、棒状の物を見て興奮をするピレニーズ。
そう言えば、先だって卒園したエンデュミオンも、保護当初は棒状の物を見て怯えていたね・・・。
ピレニーズは体格が良いだけに、棒状の物で自分の生命の危機は感じないらしく、大きな身体でかわす様な動きをして見せる。これも、これから見慣れさせて行かなくてはならないんだね。デッキブラシや、ホウキ、そういう物も日々私はドッグ・ホームの庭で使うしね。
酷くなってからようやく風邪薬を飲み始めた事もあり、最低限の観察と、様子見を終わらせて室内に戻る。また咳が止まらなくなっていた。そろそろ自分の薬を飲まなくては・・・。早く治してしまわなくては・・・。
着替えたばかりだったハズの服は、先ほどの入園で泥だらけだったので、再度着替えを済ませ、頂き物の美味しい玉子を使って簡単におじやを作って胃袋にかき込む。2度目の風邪薬を飲み込んで、明日に備えて早めに寝ようと思ったのだが・・・・・・・・・・・・・・・・・
ウォンッ!!!ウォンッッッッッ!!!ウ~ォ~ンッッッ!!!
ウォンッ!!!ウォンッッッッッ!!!ウ~ォ~ンッッッ!!!
ウォンッ!!!ウォンッッッッッ!!!ウ~ォ~ンッッッ!!!
ウォンッ!!!ウォンッッッッッ!!!ウ~ォ~ンッッッ!!!
ウォンッ!!!ウォンッッッッッ!!!ウ~ォ~ンッッッ!!!
ピレニーズは置いて行かれた後から、ず~~~~~~~~~~~っとこんな調子で吠えっぱなしである。室内に入れて貰いたいからでは無い。短い期間ではあったけれど、先ほどの体格の良い元の飼い主が、自分を知らない所に置いていったから、悲痛の叫び声を上げているのである。
良く聞こえる様に、遠くに居るかもしれない、飼い主に、
ボクはココに居るよ!
連れて帰ってよ!
忘れないで!
ボクはここに居るよっ!
と、必死の叫びを上げているのである。ドッグ・ホームに来て、不快な目に合ったのか?最初の取っ組み合いだけである。それ以外は、私も最初なのでかなり手加減をしているし、そもそもこの子は攻撃的では無いので、更に厳しい手法も必要無い。今後も、褒めて誘導する方法で十分に出来る頭の良い子である。
それでも、あんな、いい加減な飼い主を、彼は必死の叫び声で呼び続けているのである。粗悪品のカスの様なドッグ・フードを食べさせ、ブラッシングどころか、お風呂にも入れてくれなかった、庭に自分を繋ぎっ放しにしていた、病院だって行った事がない、それでもあの家に帰りたい・・・と。
あんな自分本位で、根性なしで、自分勝手な飼い主を、それでもイイのだ!!!と。
山の中に遺棄されていた
サクラちゃん(黒柴ミックス♀、都合により里親さんの募集を再開します!)も、
どの子も、どんなに酷い事をした元の飼い主であっても、どんなに今までが不快な生活であっても、それでも彼らは「飼い主」を忘れたりなどしないもの。そして、そんな酷いヤツを「飼い主」だと信じて疑わないのである。そして、ピレニーズのこの悲痛の叫びの様に、置き去りにされた山の中で、置き去りにした飼い主を呼んで、彼らも同じように驚き、そして泣き叫んでいた事であろう。
必死に、繰り返し、ノドがかれるまで、呼び続けた事だろう。。。
今までのピレニーズの呼名は「タロウ」。
見るからに、心から愛情を掛け、家族同様に愛されていたとは思いがたい。私は呼名を換える決意をする。今日からは、違うコマンド(呼名の意)で、新しいコマンド=楽しいというイメージを持つトレーニングの開始という事だ。
今までの犬生をリニューアルし、新しいコマンドで嬉しく楽しい生涯の幕を閉じさせよう。
「 GLENN (グレン) 」
かつてのアメリカ人の宇宙飛行士の名前である。閉ざされた環境で閉鎖的な生活を長年送り続けて来た彼に、もっと広い世界がある事を教えてあげたい。残りわずかな生涯で、ギュゥ~~~~っと濃縮された、平穏で幸せな時間を過ごさせてやりたい。里親さんも、それのできる方を探してあげたい。
グレート・ピレニーズの犬種名をもじった様な呼名でもあるが、覚えやすいであろう。また、実は深い意味があるというのも、何だかステキだよね。実現できる夢を、確実に実現して生涯の幕を閉じようね。
白くて、フワフワで、優しい目をした、抱きつきたくなるようなワンコに変身して、皆を驚かせようね!!!
~ 2005年10月26日(水)、 保護イヌNo,10=グレート・ピレニーズ♂ グレン君、 本日アンブロシア・ドッグ・ホームに入園 ~
まだ少ないですが、保護時のその他の画像は、こちらからどうぞご覧下さい♪
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夜、ニューフェイスが入園した。ホワイトのミックス君である。この子の事情は以下の様なもの。早期に飼い主さんと再会できる事を願ってやまない。。。
数日前、この子を保護した方から相談の電話があった。保護した方は千葉県袖ヶ浦市にある集合住宅に県外から引っ越してきて、本当に間もない方。まだ新たな暮らしにも慣れてはいない。むろん土地勘もあまりないままだ。
袖ヶ浦市長浦駅の近くで、首輪をしているが足取りのおぼつかない、痩せこけたこの子を心配して保護した。身体のあちこちを負傷しており、何らかのトラブルに巻き込まれた様子が伺えたので早速、動物病院へと連れて行って下さった。
私も通っているあの掛かり付け獣医師さんの所だ。保護主さんご自身がお住まいの集合住宅での一時保護を大家さんにお願いしてみたが、やはり他の居住者さん達の手前、快い了解を得る事は難しく、長期間に渡って動物病院に預けるにも忍びない。そこで私の所へのレスキュー・ヘルプの依頼という連絡が来た訳だった。
そういう経緯でこの子は保護主さんに連れられて、この私設アンブロシア・ドッグ・ホームに入園しにやって来たのである♪動物病院で先生のご好意により、既に体外寄生虫(ノミ・ダニ)の駆除、及び体内寄生虫の駆除は済んでいた。外傷の為に化膿止めの内服薬(飲み薬)も3日間与えてある。
保護主さんが帰宅された後、ゆっくりお風呂に入れ、身体を清潔にしてやる。それほど皮膚は痛んでおらず、皮膚は丈夫だったと思われる。また油分の蓄積度合いを見ると、雨露で洗われていた可能性が高い。1回目のシャンプーは泡立たないが、2~3回目では泡も立ってきた。耳は2~3回ほど洗浄液により耳洗浄を施した。肛門腺はしっかり絞り、肛門膿がたっぷりと排出される。
さてこの子、右側ばかりに酷い怪我が偏っている。右前脚は捻挫したのか?筋肉も痛めているのか?足を上手に接地する事が出来ないでいる。痛がる素振りは見せず、気丈でいるが痛いであろうに・・・。また右後肢の爪が一本、爪の付け根辺りから上に向って折れ曲がっている。これは骨折なのかもしれない。歩行する様は、それらの脚をかばう様な歩き方だ。いずれの足先も、腫れているのが伺える。他の足先と比べると、ちょっとドラエモンみたいにふっくらと丸みをおびており、ちょっと熱っぽい熱さが判る。
また裂傷として、右前脚の付け根部分に穴の開いている傷がある。これはかなり深そうな傷であったろう。左前脚には縦に切れた傷跡が二つしっかりと見て取れる。
耳の中は外耳炎が酷い。立ち耳でこれだけの外耳炎という事は、戸外で雨に濡れたままの時間が長かったという事。放浪し自由にしていたのであれば、むしろ立ち耳であればここまでの外耳炎にはなり難いのだが、係留され雨露のしのげない場所で暮らしていたのであれば、この状態も納得が行く。
何頭ものイヌを保護して来たお陰で、だんだんと明確に経緯が推理ができる様になってきている。もちろん疾病に関しては、獣医師さんにとてもとても敵わないけれど(笑)。その他の面を・・・という意味だ。
さてこのミックス君は身体が大きい子だ。獣医師さんの推測で、現在の体重は21kgくらい(保護No,3=リッちゃん=オーストラリアン・シェパード♀と同じ位)。体格に見合った肉付きに戻った場合には、およそ23~25kgくらい(保護イヌNo,1=エンデュミオン=オーストラリアン・シェパード♂と同じ位)にはなるであろうという事。また年齢は推定で4~5歳という見立て所見であったとの保護主さんの報告。
確かに私の見立てでも、体重はそんな感じである。31kg位のアンブロシアさんほど骨格は太くないので、ざっと30kg未満の体重が理想であるのは確かだ。エンデュミオンと並んでみると、ほぼ似たような体格と骨格。ジャック(保護No,2=ジャック=アメリカン・ピット・ブル・テリア♂・・・体重=21kg)が並ぶと、全体的にこの子よりジャックが若干小さいな・・・という感じだ。
また年齢の推測だが私の見立てはこんな推理の上で行われている。アンブロシアさん(ラブラドール・レトリーバー♀10歳)との挨拶の仕方=少し敬意を払っている様子を見ると、アンブロシアさんよりこの子は年下であるという事。エンデュミオン(7歳)との挨拶の仕方を見ると、エンデュミオンが少し息巻いて見せるので、これは歳は近いけれど、この子がエンデュミオンよりも年下であるという事。しかし体格は近いけれど、ジャック(2歳)の態度は「遊ぼうぜぃ♪♪♪」という具合で明らかにジャックが年下であるという事が伺える。
丁度、中間の年齢層になるイヌがミニチュア・シュナウザーのアルキメデスで、4歳だ。この子との関係を見ていると、体格に明らかな差はあるが係り方を見ていると、4歳のアルキメデスの態度から、このミックス君が年上である事が伺える。
という事は、7歳未満で4歳以上という事に間違いないであろう。また皮膚や歯肉、歯の様子からの推測では、大型サイズのイヌの6歳という年齢には見えない。この5月で4歳になったアルキメデスよりも年上という補足を入れておこう。
すると必然と5歳前後という事か。
社会勉強をしているイヌ達は、こうして私の保護活動にとても貢献してくれている。彼らが存在しなくては私の保護活動なんて、これ程に発展しなかった事だ。保護イヌNo,1エンデュミオンを保護し、それっきりだったかもしれない事が、今はこうして彼らと共に日々精進あるのみ!という段階を踏んでいるのである。
私語はこの程度に留め、保護イヌNo,8のホワイトMIXのこの子、保護主さんの働きにより警察及び保健所への連絡は既に済んでいるが、飼い主さんからの届出はまだ無く、遺失物の届出だけを済ませてある。今後、保護した場所の近隣にある動物病院やその他で聞き込み、またポスターの掲示等で情報を求める予定だ。
この子の画像は、こちらからご覧下さいませ。保護主さんに撮影をして頂いていたものも含めてご紹介しております。
この子に関して何かご存知の方は当ブログのライター=管理人AMB MAM(アンブ・ママ)へ情報をお寄せ下さいませ。どうぞ宜しくお願い致します。
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本日夕刻、黒い柴犬のMIX風のイヌを保護した。今日の予定では動物病院へ行って子ネコ達の2度目の混合ワクチンを接種させる予定で、家を出発し6km程走行した時だった。先日18日の買物帰りの夜、全く同じ場所でこの子を見掛け、車から降りて保護をしようとしたのだが、一歩でも私が動くと逃げてしまうと状況で、近づいてはしゃがみ込んで止まる事を試みたのだが、最後にはヤブに逃げ込まれてしまい、それ以上暗闇の中で捜索する事が困難だった為、諦めたのだった。
今日は日向ぼっこをしていた所に遭遇。車から私が降りて行くと途端に怯える様な目つきになり、腰が引ける様な姿勢で逃げようとする。5メートル以上近寄る事が出来ず、私がしゃがみ込んでじっとしていても怯えた様な吠え声を上げる。この鳴き方は、自分のテリトリーに侵入するな!という警告だ。それ以上近寄るな!と怯えている。しばらくこの場所で暮らしていたのだろう。この子にとっては『縄張り』になっているのか。
何故何も無いこのような場所に居るのか?首輪は付いていた形跡も無い。それどころかヒトと暮らしたという様子も見られない。日本犬の場合、飼い主以外の人間にまで愛想が良いとは限らないが、それにしても警戒心が強すぎる。民家も離れている場所である事から、遺棄されたとみて間違い無さそうだ。
目つきや挙動は幼い。生後3ヶ月位か?よくぞ生き延びてきたものだ。
座り続け、時は流れる。日が暮れ、先日の様に暗くなってしまってはまた保護が困難になる。遠巻きの所見的には大きな疾病は見当たらない。一か八か、ミニチュア・シュナウザーのルナちんを車内から連れて来て、その場所に放す。ルナはすぐさまそのイヌに近寄ろうとしたが、その子は更に怯える様に吠え始める。
体格的にも、年齢的にも私の所のイヌ達の中では最もこの子と話しが通じやすいかと思ったが、予想以上にこの子には愛犬としての生活感が無い様だった。
結局ルナちんの手助けにより、その子を狭い場所へと追い込む事に成功する。背後に逃げ場を失って、幼いこの子の知能は一杯一杯になった様子。身体を小さくして唸り牙をむく。
多分これ以上時間を掛け、心を開き自ら近寄ってくるまで待っていては保護できなくなるだろう。逃げ場を失い牙をむくその子の首に、リードを輪にしたものを近づける。更に怯えて騒ぎ、手を噛まれるが、お構いなしに捕獲を試みる。
どうにか首にリードを掛ける事が出来、随分と入り込んでいた茂みから道路へと出る。ワンボックスの荷台を開け、他のイヌ達とは別のスペースに係留し、動物病院を延期して自宅へとUターンした。
車内から怯えて泣き叫ぶその子を降ろし、庭の柵で囲われた一畳ほどのスペースに係留する。室内に先日までシーズーちゃんが使い、その後撤去していた簡易サークルを復活させる。少し形状を強化して設置し、アルキメデスのお古の首輪を探す。
他の子達に食事をさせ、庭でトイレを済ませてもらう。それから仔犬に食事を与えるが、食べ物の匂いがしているはずなのに、極度に身体を硬直させ、日本犬らしい態度でつっぱねた態度を頑なに取り続ける。食器を鼻先に持って行っても、首を精一杯逸らせてまで顔を背ける。ヒトが居なくなれば食べるかと思い、仔犬を一人にして室内に戻るが、しばらく後に様子を見ても全く食べ物には手を付けていない。これはかなりの頑固だ。
明日こそは動物病院に子ネコ達を連れて行くからには、この子も診察してもらいたい。私の家から掛かりつけ獣医さんの所までは、ナビで検索をすると所要時間2時間という結果が出る距離である。飛ばして行けば1時間程度で到着するが、待ち時間などを考慮すると、頻繁に通うのは大変な事で、まる半日をその為に使う事になる。一度病院へ行くとなったら、まとめてこの子と、あの子と・・・と済ませておきたい診察はまとめて数頭づつしてくる私。
今回も子ネコ達の予防接種時期で病院を訪れるので、ミニチュア・シュナウザーのアルキメデスの為に繁殖について教わろうと思っていたのだった。必要と思われれば検査もするつもりで。
しかし仔犬も明日診て頂けば、時間を有効に利用できるという事。そこで口輪と首輪を持って仔犬の所へと行く。お風呂に入れ、ある程度私自身が身体を確認しておけば、診察もスムーズであるし、何にせよ汚れて寄生虫の付いた身体のまま病院を訪れるのは、失礼でもある。ましてや今まで保護したイヌであれど、そういう状態のイヌを連れて行った事は無い。
バックルタイプの首輪を広げ、ぶら下げて仔犬の視界に入れると、途端に怯えて吠え始める。首輪が顔に近寄ってくると噛み付き、離さない。どうにか噛みついた首輪を軽く引っ張って取り戻す。作戦変更だ。怯えて身体を縮めている仔犬の尾の付け根付近をそっと指で触る。途端に身体を緊張させてこわばるのが判る。何度もこれを繰り返す。
徐々に唸るのをやめた頃に、触る場所を首の方へとほんの少しずつ移動する。唸るのを止め、黙って触らせる様になると、また場所を移動する。だんだん首に近い場所になるに連れ、仔犬は緊張を増していった。マズルのヒゲが左右に開き、表情がこわばり、耳がピンと立つ。手が怖いイヌも、ヒトの手に噛み付くが、この子の場合には手が怖いのでは無く、ヒトという存在、他のイヌという存在そのものが怖い様子。
ようやく首が触れる様になり、耳の付け根付近を触り始める事にする。マブタを撫でられるまで行けば、首輪を装着できるのも間もなくだ。マブタを撫でながら首輪を首の下に滑り込ませ、装着に成功する。ここから先は口輪の装着だが、首輪が付いている事によって、何も着いて居ない状態よりも作業は遥かに楽になる。
口輪では少し抵抗されたが、装着完了。すぐにバスルームへと連れて行き、先ずは耳洗浄をする。シャンプーは2回行うが、なかなか泡が立たないまま、ダニが出現する。寄生虫は想像よりも遥かに少なく、一般家庭で飼育されていたシーズーちゃんよりも山に居たこの子の方が遥かに少ない。皮膚や被毛の痛みもあまり見受けられない様子。耳たぶに傷があったりという程度。何で出来た傷かは不明だが、他の動物や他のイヌに受けたものでは無い。爪は生まれてこの方切られた事は無いと思われる。
シャンプーの後には、バスタブで薬浴をさせる。今回も逆性石鹸のオスバンを使用。これを使用する事により、この子に付いている雑菌を無くし、既に居る先住犬達への細菌の繁殖を防ぐ事を目的にも行っている。先日のシーズーちゃんの様に一般家庭で飼育されていたイヌであっても、家庭ごとに雑菌の種類が異なる事があり、異なる雑菌が複数合わさる事により起こりうる疾病を防ぐ為である。こうした事柄は、ブリーダー等で仔犬を入手した場合でも行った方が無難なのである。